KINFOLK RoadRacer
KINFOLK RoadRacer 2016/09
Spec
Frame:KINFOLK
Fork : ENVE ROADFORK2.0
COMPONENTS: CAMPAGNOLO RECORD 10SPEED
Headset : CHRIS KING inset8
Stem : ZIPP ServiceCourse SL 100mm
Handle :DEDA ZERO100
WHEELS: CAMPAGNOLO Shamal Mille
Tire : Continental Grand Prix 4000S II
Saddle : fi'zi:k ANTARES k:ium
Seat Post : Thomson MASTERPIEC
Pedals : Time Xpresso2
美しいステムのグラデーションは、TT、DT同様にして、
ハードロックを感じさせるザクザクとした切り返しの上に柔らかにかかる。
イメージ画像として送ったモーターバイクのガソリンタンクの輝きそのもの
を表現した様にも見える素晴らしいセンス。
カンパニョーロrecord10sの中で気に入ってるのは、
5本アームのクランクにタイタニウム色のチェンリング。
11s以降は黒に、最新の物は更に4アーム化されているけど、
自分が憧れたのは最新鋭でもネームバリューでもない、
このコンポーネント。
CHRISKINGのピューター(白銅)色のヘッドパーツが上手くマッチしてると
思うのですがどうでしょうか・・・・。
職人さん達の技術とセンスが特に集約しているのがこのヘッド回りだと
思ってます。
そう、ちなみにクックペイントにイメージとして
送ったモーターバイクの画像はこちら。
これがこう。
見事としか言いようがありません。
ホイールの黒リムや、ネオクラシカルなセレクト、
個人的にはいかにもピストムーブメントを拗らせて?引きずってきた
仕上がりで、大変自分らしいと思ってます。
走りに関しても、前回述べた様に自分史上最高でしょう。
しかし、
当然の事ですが、僕一人で職人さんとやり取りなんか出来るワケはなくて、
僕の拙い言葉やイメージを、ちゃんと理解し、
職人さん達に僕が思う以上に伝え、仕上げてくれたプロデューサー、
総監督ともいえる、
kinfolk自転車部門を一身に背負って立つ、ヨッシャンの力あってこそだし、
もし、
カッコよく、後悔しないフルオーダーバイクをオーダーしたいと迷ってる方がいれば、
僕は一顧客としても、彼をよく知る友人としても、
選択肢に入れて間違いない、と胸を張って言えるのです。
最後に、KINFOLKのフレームに書かれる「RunWithTheHunted」ですが、
たぶん逃避行的な意味でしょうか?
勝手にそう理解してるんですが、
先日ヨッシャンに「毎回おんなじ場所を練習練習、でもそれだけじゃないでしょ。」
と言われて、あ、
確かに、
誰かに勝つ為に、誰かを負かす為に自転車に乗ってるんじゃないな、
と僕に気付かせた直後に
「勝つ為なら必要なんでしょうけどw」と言ってくる天邪鬼な彼ですがw。
それぞれの生き方や人生があって、その上での自転車だ。
例えば誰かが、最高の仕事をする為、自分の暮らしを守る為に。
ほんの少し、いや、最高の段取りで、心をリセットし、頭を空っぽにする為に。
さぁ、逃げよう。
自分探しなんかじゃない、偏った自分をニュートラルへ戻すだけのライドへ。
KINFOLK BICYCLEは、その為の極上の機材なんだと、
そこに触れたなら、誰だって理解できる。
- 2016.09.24 Saturday
- KINFOLK-RR
- 23:06
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- by もっつ