2015関西CX#5マキノ高原DAY2

KINFOLKチームのレースは終わり、
レストランで昼食をとって外に出ると、
エントランスに自転車が立て掛けられている。

自転車を見るなりソウ君が、
『これ、ベン ベルデン(招待選手)と同じ自転車ですね!』

へー、これがSTOMPER。と言った具合に話してると、

ヨッシャンも流石に詳しく、
それがどんな自転車か軽く説明してくれて、
カッコいいな。あ、タイヤ緑色のヤツやで!これ良いなぁ、アルミ製なんやなー!

とジロジロ見ながら盛り上がってる
傍で、ベンチに座った外人さんが
スマホ握ったまま対応すべきかチラ見して迷ってる風だったので、

あ、この人のかな。騒いで申し訳ない、
と思いながらその場を離れた。

が、

…あれ…あの人、もしかしてベン ベルデンじゃない?…

『えっ?だって次C1スタートでしょ?こんなとこ居ないでしょーw』

間も無くC1のレースが始まり、
コース傍に駆け寄って応援。

『あれ…ベン ベルデン、出てないね…。』

『ね。』

リンブルフの狂犬と謳われた、ベン ベルデン選手は、DAY1のUCIレースのみ走っていたらしく、スタイリッシュな内容で優勝したとか。

そして、その自転車もオシャレでカッコ良かったなぁ…。

なんて思いながら、
DAY2のC1レース観戦。知人友人有名人が走るC1は、スピードもあるし迫力満点。見応えがあって、応援にも熱が入る。

かたや、

自分のレースといえばヒドイもんだった。
前日のレース終了後、モトジさんに後半の方が脚回ってるとペットの大型犬の六にも脹脛をペロリと指摘されたので、
意識してアップを行う。

おかげでスタートは良かった。
出遅れてない、思った瞬間、
手前のU17の男の子がチェーン切れ?!

避ける、が、しまった、減速っ、
その脇を後方スタートのソウ君が抜ける。

なんとかコース後半でソウ君の背中を捕まえた所でソウ君がフロントを取られたので、丁寧にかわしてアスファルトの登りへ出ると、四、五台先にツジケイの背中!

ここしかない、と、
その坂でツジケイに追いつき、芝に入って抜いた。

なぜかフフフと込み上げる意地の悪い自分。

まぁ、そんなヤツなんで、その後の登りでやっぱり抜かれる。
気持ちが切れ始め、バカスカ抜かれた辺りでテースケさん達の声。
中には知らない人達の『あっ、シングル!頑張れー!』って声も。
これ、実はホンマ嬉しい。

嬉しいので、シケイン辺りの応援ゾーンは踏めた。が、
結局最終ラップ、芝の登りで昨日勝った人達ちまた抜かれ、13位。

ソウ君は早々と気持ちが切れて大きく順位を落とし23位。
グレ君は僕から1分ほど遅れての17位と、

君ら前の晩飲み過ぎやねん…

まぁワイン一本開けてきた僕が言うのも
アレですけど…

ヨッシャンはC4Bという事で、
着替えてから応援に駆けつける。

仲間の写真が撮れるのは嬉しいもんだ。
いいレース展開で抜きつ抜かれつも、
チェーン落ちで順位を落とすが、
レース後は出し切ったいい顔していた。


そういえば、
以前テースケさんと練習した時、
自転車ってメンタルのスポーツですね、
ってな話をした。

本当に不思議なモンで、
あ、今日ダメだ、と思った瞬間みるみるダメになる。

逆に、回しきって脚スカスカで、
寒気するほどシンドイ時でも、
声援をもらうと謎の力で踏み込めたりする。

今回、初めて2日連日でレースに出た。

正直1日目でもういいや、と思ったけど、コースを覚えた事と、
2日走ったらどうなってしまうのか、
というドMな発想から走ってしまった。

結果、シンドイし身体も痛い。

何を得たのかも分からん。

でも走ってなかったら、
多分後悔してた事だけは分かるので、

もうこれはちょっとした中毒と言って
良いのかも知れない。




#5 マキノ高原DAY2

C3
13/29 もっつ 44%
17/29 時雨 58%
23/29 ソウ君 79%

C4B
27/32 ヨッシャン 84%




2015関西CX#4マキノ高原DAY1

僕が初めて乗った自転車は
姉のお下がりのピンクの女児向けキャラクターが描かれた自転車で、

僕が嫌がると、
父が缶スプレーで黒く塗りかえ、チェーンカバーには大きくローマ字で名前も書いてくれた。

その自転車は何年もしないウチに小さくなって乗れなくなったけど、
その後買ってもらったどんな自転車よりお気に入りだった。



マキノ高原は大阪からは最も遠い関西CXのステージ。
が、北陸の実家からは車で30分も掛からないと気が付いて、帰省がてら息子と2人実家に向かった。

日曜の朝、マキノステージDAY1。
予想より早く会場に到着してしまうが、
馴れない事にオロオロする両親。
息子の面倒を見る為に来てくれた親父、
マキノに温泉あるで、と言うと、
母も着いてきてしまった。

父親はレースなんて見ても仕方ない、といった風に息子の手を引いて山道に散歩に向かい、母は珍しそうにウロウロとしては近くの選手の車のナンバーを見て、
『遠くからきはったんやねぇ』と話しかけている。

僕はとにかく試走して、
まったくタイヤがグリップしないので
エアを抜くと抜き過ぎて、
今度はタイヤが腰砕けで走らない。

たまたまC1のオッチーさんにあい、同じタイヤを履いてるって事でアドバイスをもらい、抜け過ぎた空気を充填してもらった。

マキノはスキー場の斜面を使ったアップダウンの激しいコース。登りは散々登らせて、下りに入ったらトンデモないスピードが出るパワーコース。

レースは始まり、先頭スタートだというのに登り負け、また中程まで順位を落とす。

キャンバーを下りて山の裏、階段を担いで緩い登り、そこから皆んな乗ろうとするが登りで自転車に飛び乗るとどうしても一瞬止まる。

その隙を、僕は担いだまま走り抜ける。
当然、その後の斜面も担いだまま駆け上がった。

抜ける時は抜ける、良い作戦だと思ったが消耗も半端ない。

登りは殆ど担ぎ。

消耗したトコでオカさんのアドバイスを思い出しては回復に努めながら下りだす。

ブレーキを出来るだけ握らないと、
当然オーバースピードになりコーステープをペダルで擦りながら無理矢理曲げて行く。

結果、遅い。
さらに登りをセッセと登るが
2.11のギアが重い。
『軽くしてくりゃ良かった…』
誰ともなく呟いて、
高速の下りストレートに入る。今度はクランクは回り切るから足は止め、
下手なプッシュ&プルで、ぎこちなくでも加速する。

が、ハマると飛ぶ様に走り、スグにコーナーが来てしまう。ここがまたヘタッピで、減速し過ぎてヨロヨロと曲がってフライオーバーの下を抜けて行く。

ずっとパック(集団)の中を出たり入ったりしていた。
得手不得手がハッキリし過ぎて、抜きどころでドバっと抜いて、そこからまた抜き返される展開。

シンドイ、と思いながら顔を上げたら、コーナーの隅でハンカチ降って応援してる母を見つけた。

どうやら僕がどれか分からない風で、思わず『母さん!』と叫んで、
なんか恥ずかしい気分になった。

その後もレースは抜きつ抜かれつを繰り返し、
折り返しでツジケイの『もっさん早く!』との声に反応して前を見ると、

メッチャ先やないかいw

しかしそのお陰か、
後半なぜか脚が回り出し、
なんとか集団を抜け、
次のパックの尻尾を追い回す。

最後の登りストレートに入る。

必死で回したが、あと、2秒、

前に届かず。11位。

ツジケイはなんと3位と、
いつものライバルが表彰台に立った事にまたドキドキして、明日も頑張る気持ちになった。


帰り支度をしようとしていると、
父が無言で自転車を支えてくれた。

僕はレンチを回しながら、
母さん観てたな、と言うと、

親父と息子も居たらしく、
どれが俺か分からない両親に、
息子だけが『アレ!パパ!』と
指差し教えてくれたらしい。

続けて『なんでお前だけ変速機無いんや?付けてる方が楽なんじゃないか?』

と言われ、ここでロマンとか語るのもなぁ…と口籠ってると、

『まあワシはよく分からんけど』と笑いながら母と2人、
自転車レースがこんなに面白いと思わなかった、と言っていて、

なんだか嬉しくなった。



あの黒く塗ってくれた自転車の事を、
父さんは憶えてる?

そう聞こうとして、

いや、次は同じ様に、
僕が息子に何かを与える番なんだ。
それが答えだと思って、

僕は感謝の言葉を飲み込んだ。





関西CX#4 マキノ高原DAY1

もっつ 11/30 35%









2015関西CX#3スチールの森ひよし

自分のレースが終わり、着替えを済ませて応援のためコース脇に戻ると、
tonicのテースケさんと岡さんが熱くチャンヌを応援していた。
2人がRAPHAのダウンベストをカッコよく着こなしていているのを見ると、
ホントにコレは買っておけばよかったと後悔する。

C4のレースを応援してるとSSCXがやたら多い事に気付き、テースケさんが、

モッツの影響かなw、と冷やかすので、

いや、ンなワケないでしょ。
むしろコッシー(SSCXでC1に昇格した)に影響されてる人はホンマにいるかと思いますけど。

いやでもコッシーもモッツを意識してたってことは…w

それこそないでしょw

ないわな、ないかww

ないっすねww(一同)。

しかし実際、SSは初期投資も少なく敷居は低いし、
今回の日吉の様な踏んでナンボなコースではSSCXの不利、と言うのは然程ない気がする。

むしろ苦しくてギアを軽くしてしまう人には向いているとすら思う。

何より乗ってしまえば自分の中で振り切れてしまうところが僕は気に入っている。


例えば、チームメイトのソウ君と今回もデッドヒート、内容的にはほぼ彼との勝負に終始した感じで、
芝とヌタヌタの泥のスラロームで抜いては抜かれ、
特に芝の登りで離され、下りのアスファルトではとても着いて行けないアドバンテージを取られるワケだけど、

日吉の難所、木の根がはびこる急坂登り。

ここは乗ってく人もいるけど、
SSCXならハナから諦めてダッシュに徹する事になる(自分の場合)。

となれば、試走の段階でスパイクのかかりやすい場所やラインを探しているワケで、

アスファルトの高速下りコーナーを後輪を滑らしながら走る彼の尻を
その先のダートでなんとか捉え、

くだんの急坂登りで、素早くディスマウント(チャリから降りる)して一気に並びかけ、
なんならその前の二台も同時に抜きに行く。

登り切れば狭いシングルトラックぽい道なので、なんとか前輪を割り込ませて3台抜けたのが、今回のハイライト。

結果として15/42位と、
前回よりパーセンテージは上がっても同じ15と言う数字に少し残念な気分になるが、

出し切った爽快感は相変わらず。
レース後、健闘を讃え合うのもやっぱり気分がいい。

反省があるとすれば、
スタートのクリートキャッチをミスり、
前回同様、スタートのガチな空気に怯んで序盤で順位を下げた事。


まぁしかし、ソウ君の後ろ着いて走った時は、鹿の糞が溶け込んだ泥水を散々喰わされて、始終ブーッと吐き出しながら走ったのは苦しかったけど、思い返して笑ってしまう。

レースが終わって着替える前に、
ヨッシャンの応援にギリギリ間に合う。

序盤8位あたりで走ったヨッシャンだけど、ディレイラーの不調?で大きく順位を落とし、心折れた様子。
新しいフレームのセッティングにまだ悩んでいるとはいえ、
帰りの車では悔しさを口にしていた。

いっそSSCXはどうですか…?

と掛けようとした言葉を飲み込んで、
次回の彼の走りに期待する事にした。



#3スチールの森 日吉

C3
15/41 もっつ 37%
19/41 ソウ君 45%
C4A
36/41 ヨッシャン83%





2015関西CX#2帰ってきた大野ダム

大野ダムは、町全体で自転車競技を応援してるそうで、美山ロードレースに続き、ゴルフ場をCXレースに解放。
駐車場からコースまで1kmほど離れてる立地の問題は、町民の方がシャトルバスを走らせる事でまかなう(選手は当然自転車)という、おもてなしぶり。

僕は時間の都合で頂けなかったが、
現地産の野菜やカレーも振る舞われてたそうだ。

偶然、駐車場で車を並べたトニックの岡さんと「いやぁ、なんか町のお出迎え感が気持ち良いですね」的な事を話ながらコースイン。

ゴルフ場という事で、芝、砂利にキャンバー、ウネウネ平坦基調のゴルフ場を抜けると、赤土の丘を蛇行で登り降ろされ、最後はシングルトラックみたいな林の中を抜け、短い舗装のホームストレート。

…んー、怖いなぁ。まぁ怪我せず帰れたらいいか。

そんな消極的な気分でノラリクラリと集合場所に行ったので、当然最後尾スタート。しまった?いや、まぁ様子見で行くか。怖いし。

とはいえ、
スタートしてしまえば気合いが入り、やはり気持ちも上がってくる。

非常に抜き所が少ないコース、
それでもヨイヨイ抜いて最後尾は脱出し、中盤くらいまで上がったか?

先頭もそれほど離れてなく、数珠繋ぎ。

気がつくと前にヤギさんの背中が。

ヤギさんをはじめ、いつものC3のライバル達はシードスタートだったので、
その辺りまで上がったのかな、と
安心してると、
ギャラリーからヨッシャンの声が聞こえた。

「モッツー!なんでそんなトコやねーん!」

それを聞いてハッとする。
ちょっと消極的過ぎるか。

そこから、ヤギさんと2人赤土の丘を登る。

と、正面からコースを逆走して誰か飛び出してくる!

あっぶ!

交わして見ると、ナイトーさんだった。
うわぁっ、すいません!と謝りながらコースに戻るナイトーさん。
折り返してすぐの下りキャンバーで止まりきれなかったらしく、
でもその絵面が可笑しくて、
ヤギさんと2人で声を出して笑った。

そして、折り返した先にナイトーさん達が居るという事は。

案の定、次に見えた背中は同じKINFOLKのジャージ、ソウ君だ。

何とか抜くが、ヌルヌルの根っこにタイヤを取られて転け、ソウ君とヤギさんに
行かれてしまう。

が、二周目は渋滞も流石になくなり、
比較的早く2人に追い付き、まさに抜きつ抜かれつ。

だがまだ余裕はある。

あるよな?

と心拍計に目をやると、
190を超えていた。

…見なきゃよかった…

そしてキャンバーで顔着。
ここで一気にソウ君に離されてしまう。

最終周回、目の前に2人、すぐ後ろで「前の2人、抜きに行きましょう!」とヤギさん。

ヤギさんの闘志に押される様に
一台抜き、もう一台はヘアピンの内側を降車して抜き…

おっと、
急にイン側にフラっときたのでぶつかりそうになった。疲れてんのかな。

よし、キャンバーのコーナーで外からチャリ担いでダッシュで抜こ…

おいおい、膨らみ過ぎやで(笑)、
危ない危な…

…え、もしかして、
ブロックされてる?

だとしたら相当上手い。

いや、こんなC3の下位争いでやるかよ(笑)、と独りごちながら、

こんな時はどうするんだっけ?

誰か教えてくれたな、
落ち着いつて一つずつクリアすれば距離は詰まるって。

ラインをよく見て、脚を止めずにコーナーをクリア、一つ毎に距離は詰まり、

ついにはコーナーに同時進入してアウトから一気にキャンバーへ飛び込んで差をつける。


よし、が、

酸欠気味の頭で次のキャンバーに入った瞬間、フロントが斜めに滑りはじめ、
派手に落車、
ブレーキが根本から曲がってしまった。
ギャラリーからは、
「おおぅ…」
みたいな声が上り、その後「頑張れー!」
と声をいただく。

ブレーキに何か詰まったらしいが、
止まっていられない。

必死の形相でなんとかゴールまで踏みきった。


そこには、
いつものライバル達がいた。
皆んなものすごく良い顔をしていた。

最大心拍は200に届き、
脚は傷だらけになり、自転車は案の定泥だらけ。

自分の口を突いて出た言葉が、

楽しかった。

送迎のバスの運転手のオジサンが、ヨッシャンの彼女に「景色見てサイクリングならともかく、こんな泥だらけになって、何が楽しいのか分からん」と言ってたそうで、僕らはそれを聞いて帰りの車で爆笑したが、

言い得て妙だと思った。
でもアレコレ理屈も語りたくなるけど、

結局、やらないと、
いや、やってみれば分かる。

始めるキッカケが、
彼らの笑顔の理由を知りたい、

それだけでも良いと思った。



#2帰ってきた大野ダム

C3
13/37 ソウ君
15/37 もっつ
C4B
20/31 ヨッシャン














チューブレスとの格闘

昨年チューブレス化したKINFOLKのホイール。

久しぶりに出してきたら、エアが抜けきってビードが落ちてしまってました。

恥ずかしながら僕はチューブレスの取扱いを全く理解しておらず、
そのまま空気を入れてもリムからぶぁっふぁー、と漏れまくるだけで、
どうしようもないし、
中からよく分からない液体がタポタポ出てきて、うわああ、となってたんですが、

聞くと洗剤を水で溶いたモノをリムとタイヤの間に歯ブラシで塗りこんだら結構イケる、との事。

なんの事やら分からずに言われたとうりにすると、
フロントは空気が入って驚く。

…いったいどういう事なんや…

で、構造ですが、リムにタイヤのビードが密着して空気が入ってるのがチューブレスなんですが、最初はビードがリムの中央に落ちていて、空気を入れるとビードがリムの端っこへ上がって行き、リム端にビードがバチンっと密着して気圧を保っているワケです。

で、洗剤は落ちてる状態の気密性を上げ、なおかつビードを滑りやすくして、上がりやすくするって寸法。

ところが、落ちてる状態の気密性がそれ程高くなく(リムとタイヤの相性で気密性が高い場合もあるらしい)、
入れた空気が抜ける前に更に圧を掛けてビードを上げる、

すなわち、高圧で入れるコンプレッサーでも無ければ、
高速ポンピングを強要されるワケです。

が、ポンピングを繰り返しても、
たっぷり塗った洗剤が泡になってリムから吹き出すばかり。
横でシャボン玉して遊んでる息子が
僕の動きが面白いらしく、
『しゅっ、しゅっ、』て言いながらポンピングの真似をし始める。

汗だくの僕は、
クソっ、みてろよ、父さん人生で1番速いポンピングしてみせるからな。

…カコカコカコカコ…

と、30分ほど顔を真っ赤にしてフロアポンプを痛めつけ、
洗剤の爽やかな香りが辺りに立ち込め、
腕も上がらなくなり、
それでもポンピングを繰り返す僕を
チューブレスは、
『ぷっすー』と笑う様に、
空気圧を無力化した。

…もういい、自転車屋に行こう…

と、近所の自転車屋にコンプレッサーを借りるも、なんと全く入らない。

いったい今までの苦労はなんだったのか。

結局、
車輪を担いで息子を乗っけ、
プロショップの『hutte』まで持って行くと、

あぁ、よくあるヤツですね、

と店主のヤギさん。

なんでもリムテープが馴染み過ぎて
厚みが足りなくなってしまう現象らしく、
上からリムテープを巻いて厚みを出せば解決するらしいです。

で、サクサク作業してもらって完了。

さすがプロ。

余談ですが、
先日ヤギさんに綺麗に巻いて貰ったバーテープをレバーを交換する為に1度剥がしたのですが、その下に隠れたケーブルの処理の美しさに驚愕しました。

なんでも自分でやりたがりな僕で、
自分で調べては失敗して、
そうして色々覚える事も間違いないですが、

お金掛けた自転車をキッチリ仕上げるという意味では、絶対プロに任せるべきだと痛感しました。

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