素晴らしきSKRK京都

向い風がぼうぼうと唸るなか、
もう自分の息遣いしか聞こえない。

先頭が交代するというより、
順番に落ちていく、高速トレイン。

緩やかな長い登り。
速度は40km/h前後、もうすぐ自分が先頭になる。
そのタイミングで、
ゴンゴンとエアロホイール独特の音を上げながら、
実業団選手のワタル君が後ろから抜いてきて先頭へ出た。

トレインの速度は50km/h近くまで上がる。

ー あ、脚ちぎれる…SKRKライドって、こんなツラいんかーッ! ?ー


今回、

ようやく念願のSKRKライドに参加する事が出来た。

30名近いライドイベントで、
京都の山奥、山間を抜けるので、
美しい景色と強烈な登りくだりを楽しめる、
素晴らしいライド。天候にも恵まれた。

30名も居るのに知った顔が多く、
アタック合戦したり、
やいのやいの言いながら走る。

SKRKライドの特徴として、
とにかく休憩が長い。

人数が多いので細切れに止まるのは必然しても、とにかく長く感じる。

結果、かなり回復して、
激しいインターバルトレーニングをしてる感覚になる。これがかなりキツイ。

なにより、アテンドしてくださる薔薇ジャージの人達の速いこと。

何食わぬ顔で登り坂を先導し、ハンドルから手を離せない下り坂でウルトラマン乗りし、

なるほど、オグさんやミウケンが強いわけだ、と痛感するのだ。

そのミウケンさんは不参加。
オグさんは車でライドのサポートと、

二人と一緒に走れない事を残念に思ってたが、
そんな不満は言わせないとばかりのSKRKチームの個性とスピード。

酷い登りに入っても、
楽しさにニヤけてくる。

昼メシは、なんと地元の弁当屋さんがSKRKライドの為にお休みを返上して作ってくれたお弁当。

山菜が美味く、ボリューム満点。
弁当屋のおじいさんも、
『ここはええ峠やったやろ?笑』
と笑っていた。

いや、ガレた下りはむちゃくちゃ怖かったッスよー…

で、河原でお昼。

お弁当食べて、その後はコッシーがドリップしてくれたコーヒーを飲んでワイワイ。

SKRKのメンバーは、気付けば川に入って山椒魚を追っている(笑)。

もはや、ピクニックだ。
ノンビリして気持ち良い。

さて、

そこからは先のワタル君に引き回されるハメに(笑)。
なんとか着いて行こうとすると、
ボロボロになるが、

またしっかり休憩を取るので、
次の山岳アタックにも備えられるワケだ。

素晴らしいライドイベント。

特に、メシ前に1番キツい山岳での集合写真。

美しい、日本の原風景の中、

集合して、全員で必死で走る集合写真だ。車のバックハッチにカメラを構えて撮影する。

なんだか、
スケートビデオなんかでチーム全員が集まって滑って行くパートを彷彿とさせた。

SKRKが普通と違うのは、

圧倒的カルチャー感。
そのくせ、実業団選手も内包していて、

これは若い人が憧れるおっさんのスタイルになり得るのでは、と思う。

そして、

この日一緒出来なかったミウケン。

実はその数日後の週末に、
彼の結婚式が執り行われた。

ライドイベントでもこんな様子、

身内の披露宴となれば、
もうロケーションも最高、
シャレたオープンテラスで、テースケさんに
『もっつさん、今日はたらふくワイン飲めるな』、そーっすね、
と話してると、隣に名古屋からはオッチーさんも。

C1ライダーが並んでると思うと恐縮や…

なんて思ってるウチに、
ゲーム開始。

キャベツの早食い競争に参加し、
みな白目剥きながらガブつくが、
とにかくアゴが痛い。

なにやら有機栽培で美味いとかの説明があったが、
もちろん味の記憶はない(笑)。

で、
次はハコの中身はナンダロナゲーム。
序盤は野菜や鳥肉なんかの他愛ない
物だったが、ラストが素晴らしい。

ヌルヌルのオジ様である。

恐ろしいのは、
回答者のナイトーさんと、
ハコの中身の人(青山さん)が、

この日まで全く面識の無い関係なので、
延々とロケーションまみれのオジ様を撫で回す事になるのだ。

ハコに手を入れたナイトーさん、

『耳や、耳があるっ!』

『だれや〜、誰なんや〜…』

『さぁ、誰でしょうか?!答えを!』
司会者が言うたびに、会場爆笑。

天使の様な新婦が、
『やめて!もうやめてあげてーっ!』
と叫ぶ。

なんて恐ろしいゲームなんや…

きっと発案はオグさんだと思う(確信)。

大勢の祝福に包まれた宴も終わり、
しいて言えば、オグさんの号泣が見たかったが、
あの涙もろいオグさんの事、
きっと相当堪えて、スタッフに徹していたんじゃなかろうか、なんて想像して少し切なくなる。


後日、
ミウケンさんと連絡を取る。

いやー、恐ろしいゲームでしたね…

『いやアンタめちゃくちゃ笑っとったやないかい!(笑)』


ホンマに楽しかったです(笑)。


カッコ良くてクールで情深い、
SKRKクルーに幸あれ!










パナレーサー RACE L

久々にロード用タイヤを新調したので、

『なるほど、次は俺も買おう。』

と思わせるインプレに挑戦します。

モノは、『パナレーサーRACE-L』。

ちなみに、それまで使ってたビットリアのオープンコルサCXなんたらとの対比になりますが、

グリップや極限性能云々に関しては、
ちゃんと乗ってる人とかのBlog参考にして頂いて。

とにかく、


大阪のゲトーに向かって通勤したり練習に出かけると、
幹線道路の左端は粉砕したガラス片やゴミの類が散りばめられていて、

うっかりハンドルに加重してこじるとスグにパンっ!

前タイヤで跳ねあげた突起物を後輪で踏んでパンっ!

サイドスキンのクラシックでカッコいい、よくグリップして転がったオープンコルサではありますが、

裏貼りしまくって使わないと表面のトレッドを使いきれないくらいパンクしてくれました。

嫁に『は?またパンク?リムおかしいんちゃうの?』

と言われる事も週1ということで、
気が付けばタイヤもチューブもパッチだらけ。

それがなんと、
パナレーサーLに変えてからは、
全くパンクしてません。

乗ってても、確かにタイヤ表面に粘りを
感じるし、小石を踏んで飛ばす回数も増えたので、
対パンクベルト?とか、
そうゆうのは分かりませんが、

実際すごい安心感です。

ここまで書いて、分かってもらえたと
思いますが、

特筆に値する、

乗り心地。

淡路島をクルッと一周すると、
ガタガタな路面で手首が痺れたりするんですが、

これがしなやかに吸収してくれて、
それはもしかしたら、

25Cにしてるからかも知れませんね…

流行りに肖(あやか)って25Cなんですが、
WOでは重くなるだけ説を打ち破って、

気持ち良く走れます。

でも、

もしかしたら空気圧下げ目にしてるからかも知れませんね…。


ここまで読んで頂いてお分かりだと思いますが、

正直、
よくわかりませんすいません。


ただ、
新品のタイヤに交換するとテンション上がるモノなんですが、

そのテンションが上がりっぱなしになるのがパナレーサーL。

俺みたいなモンでも、
踏んでヒャッホウ、廻してウッヒャーとなる期間が長く体験出来るのは事実です。

そして、ルックスも好きです。

潔くトレッドパターンを廃した表面、
サイドの淡いブルーのロゴ。

まぁ、このロゴパターンも商品名も変わるらしく、

なんだか今更このインプレに意味すら
見失いそうなんですが、

とにかくお勧めです。
これから自転車始める類いの人にも、

玄人ぶって自信持って勧めるつもりです。

以上の解説で分かって頂けたと思います。


パナレーサーRACE-Lの、
コストパフォーマンスの高さを…








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