ミルキー・ウェイ
『もっつさん、ミッドナイトブルーですか、いいですね。』
そやろう?日本人の好きな色上位のナ(笑)。
と、ソウ君に返すと、
『どんな深さです?Zガンダムのフライングアーマーの色的な?』
おおっ!ソウ君よう知ってるな、それそれ!W
『金麦の缶の色もヤバイっすねW』
なんて話で盛り上がる。
それよりもフレームのデザインが急務だ。
パーツは選べば済むけど、
フレームは積極的に提案しなければ
いつまで経っても仕上がってこない。
メインのカラーを決めたら、
次はロゴ等のデカール。
ココがKINFOLKの醍醐味だ。
数あるデカールセットの中から、
メインのデカールを選び、
後はヨッシャンのセンスに任せてお願いする。
正直、塗装の事に関しては
ビルダーさんにお任せして良い結果になると
思えない。
色の価値観は人様々で、
「青にして!」と言った所で、
例えば「沖縄の海の色にして!」
と指定したとして、
人によってそのイメージは違うもんだ。
そんなイメージの違いを回避するために、
某有名ビルダーさんでも数十色のカラーサンプルを持ってるが、
KINFOLKの場合、
カラーに置いても綿密な打ち合わせが行われ、
例えばRALや車、現物のカラーチャート等で色指定し、
オーナーのイメージを損なわない範囲での
指定が可能。
特にアイディアがなければヨッシャンがロゴの色まで
指定して、
『こんな感じでどうっすか?』
と、
上記の様な仕様書を送ってくれる。
ここに至るまで、
自分の場合はトップチューブになんか欲しいとか、
ステーの内側にロゴを、とか、
指定する度、やり直された仕様書を送ってもらい、
最終が上記の画像。
数日後、
塗装をお願いする堺市の「ミルキーウェイ」に、
自分達のフレームが納品されたと聞く。
いてもたっても居られず、
3人で(ヨッシャンは塗り替え)工房へ。
そこで遂に、
カタチになった自分のフレームに出会う。
感無量でも、
やはり自転車は美しい塗装あってのモノ。
イマイチ掴めない感じだが、
間違いなく美しいフィレット溶接に
感動しながらも、
折角なので、工房のカラーサンプルで
最終の色指定。
ひと口にミッドナイトブルーと言っても
何十種類もあるので、
指に挿して、
『グフ、グフW』
とかショーモナイねたで盛り上がりつつ、
微妙な色の違いを見計らって、
ようやく決定。
俺が紺ならソウ君は黄、ヨッシャンは緑と、
カラーの方向性が3人違うのは良い感じだ。
フレームとフォークを手に持ってみる。
軽い。
そして力強い。
確かにクリア仕上げのロウカラーもカッコイイけど、
防錆、耐久性など考えても、
なによりカッコよさって部分でも、
フレームの塗装は、
個人的にはお願いするべき
だと思う。
- 2013.07.27 Saturday
- KINFOLK-CX
- 23:08
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- by もっつ