クランク交換

もう、

SUBROSAの純正パーツはサドルとシートポスト、そして
クランクのみ。

より軽量化を目指して、交換するならクランク、って事で、
RACEFACEのDecadence Crankを購入。
まぁ、讃岐シクロの前の話なんですけど。
P1210147.jpg
玩具やエアガンの箱を思わせる化粧箱は捨てるのが惜しいほど立派。

純正クランクと並べると(奥がRACEFACE)
P1210150.jpg
スタイリッシュだなーと、感じる造形の美しさ。
しかし、

早速チェーンリングを組むと精度の悪さにビックリ・・・。
どうしても接合部に隙間が・・。

ちなみにRACEFACEはシマノのBBと100%互換性のある独自規格(?)、
X-TYPEってBBを採用してまして、
シマノとの違いは、軸が左溶接か、右溶接か、って事と、
なんとボルト1本だけで着脱出来る構造。

軸に関しては、
トラクションの掛かる右でなく左にしてる理由は不明。
それを嫌う人もMTBの人には多い様ですが、
接合部の強度が問題であって、個人的にはどっちでも変わらんのでは?
と思いますが・・。

どちらかと言うと、1本のボルトで接合されてる事の方が不安。

と思いながらアーレンキーでぎゅんぎゅん締め付けてくと、
え?これもう外れないんじゃ?と思うほど抵抗がかかる。

で、完全に締め付けて、一旦外して見ようと、クランクキャップを外し、
取り付けボルトを抜いて、
引き抜こうとしてもビクともしない。

プラハンでコンコンと根気よく叩けば・・・
まったく外れない。

えーっ、どうしよう!

と、説明書をよく読むと、
クランクキャップを付けたまま、キャップの真ん中の穴から
中のボルトを回せとあるので、やってみると、

コッタレス抜き的な要領でぐんぐんクランクが抜ける。

ほほー、コレはなんか楽しい(笑)。

まぁ、でもボルト1本で留まってる事実は変わらず、
多少の不安は残りますが・・・。

このクランクの良さは、
何を言っても軽さとデザイン!
P1210567.jpg
デカダンスってネーミングもピストのパーツと考えると、
上手いこと言ったもんだと気に入ってます。

デザインでは、
特に左クランクの軸周りのRが、
クリスキングのBBと、よう似合てるな、と。
P1210565.jpg
BB辺りは惚れ惚れするカッコよさ。
走りの方も、
やはり軽く回せる感じになりました。

芯のあたりの稲妻模様のプリントは、
きっとデザイナーがサイコミュというか、
フィンファンネルが好きなんでしょうね。

私も好きなので問題ありません。


さて、
これにてSUBROSAのCX仕様は最終形態。

次は、
新しいフレームに着手しようかと思います。

こう、ご期待!




春の休日

日曜の正午、

あまりにも気持ちの良い気候に、
サッと愛車にワックスをかけ、

レーパンを履いてジャージを羽織る。

五月山まで走ってみようかなー、
と考えてると、
ヨッシャンから電話が。

忘れ物を取りに来ると言うので
いやいや、俺は今から走りに行くねん、
と伝えると

『それなら一緒に走りましょうよ、独りで行くより絶対楽しいでしょ』

おっ、それはイイエテミョウやな、
でもヨッシャン今までラファのライドに参加してたんやろ?60kmくらい走ったんじゃないの?

『大丈夫っすよ、まぁ、モッサンの相手くらい出来ますよw』


……な、なにおう…。


よっし、ヒュッテで待ってなさい。

と、

俺は前輪をブロックからランドナーに履き替え
舗装路仕様になったサブローザで走り出す。

振動がキツイけど、
鉄下駄を脱いだ様な軽さ。

ギア比3.1のフリーギア、
軽くならロードの人とも一緒に走れるかもしれない仕様だ。

ヒュッテで合流、

まずは日課の淀川大橋でタイムトライアル。

STRAVAのセグメントでは、
ここだけKOMを獲ってるけど、

ゴール直前で車が詰まったり、
その先の信号が赤になったりと、
まぁまぁ危険なセグメント。

それでも結果、
タイヤの変更(だと思う)で2秒自己記録を縮める事が出来た。

ヨッシャンはその後をゆっくり着いてくる。
ハンデとしてはまだ足りないだろうけど、
合流して、伊丹方面へ。
R1006144.jpg
しかし、

途中からどんどん
ヨッシャンが離れるので、

きっちり付かな俺が引っ張ってる意味ないでー、と言うと、

どうやら脚がもう限界とか…。

171号線の神戸方面の案内をいとおしそうに見つめるので、

ここらで止めとく?
そこの駅から輪行して…

『いや、せっかくだから伊丹空港行きましょうよ』

あ、うん…

大丈夫かいな、
と思いながら空港到着。
R1006146.jpg
そこで何故か551へ。
ピチピチのカッコしたオッサン二人が、

展望デッキでベンチに並んで肉まん
カジッてるってのは、
どうもなぁ、
R1006152.jpg
とケラケラ笑ってるうちに、
ヨッシャン回復。

ってかその邪魔そなリュック、
何入ってんの。

『短パンとスニーカーと…あ、替えのパンツも持って来てますよ!』

…え、あー…、じゃぁ、よかったら、ウチで風呂、入ってく…?

『ええっ!いいんすかー!w』

いや絶対そのつもりやったやろ!

メットを被って、再び走り出す。

たまにワケわからん車にクラクション鳴らされても、
今日みたいな日はトラブルは避けたい。

熱くならずに適当に無視して走り去る。

結局、50km程度走ったろうか。
やや走り足らん(笑)



家に着いて、
シャワーをあび、
晩飯の時間。

厚切りの豚肉を葉に巻いてかぶり付く。
ヨッシャン提案のサムギョプサルだ。
R1006156.jpg

こいつを偶然手に入れたハートランドビールで流し込む。
R1006154.jpg
非常に気持ちが良い。


少し酔いながら、
いつもの口癖だ。

乗らなきゃ、走らなければ解らない。


斜め読みの知識ならいくらでも並べられる時代。

そんな連中を尻目に、
ペダルを踏んだ数だけ、自分の言葉を紡ぎ出す。

気が付けば、
周りにはそんな人達だけが残ってる。

さて、

自分には何か解ってきただろうか。

ペダリングとか、加重移動?

技術や精神論。

そんな事は相変わらずサッパリ。

が、

ただ一つ、解った事がある。


自転車は深い。


あまりにも深く、
気が遠くなるほど長い。

誰かの言葉も言葉でしか伝わらない
その深淵が、

俺を魅了して止まず、その先へと進ませる。


サイの角のように、ただ独り行け、と。









Premium Rush

国内では上映されず、
ビデオのみのリリースになってしまった

12080601_Premium_Rush_12.jpg
ご時世を考えればそれも納得ですけど


メッセンジャーの主人公が、
ガールフレンドのルームメイトから一通の怪しげな
封筒の配達を請け負うのですが、
その封筒を廻り、
悪徳刑事やメッセンジャー、ポリス達を
相手にマンハッタンを駆けずり回る、

って感じのストーリー。

強引な展開や、観ててちょっと恥ずかしい
演出はあるものの、
ノリとしてはアメリカンなスカッとする
内容。

ただ、ノーブレ死ね的なマインドの人は観ない方がいいかもしれません。

単純に映画として楽しめるなら別ですが。

逆に、
2010年あたりに『俺ピストトリックハマッたなー』て人は楽しめると思います。

気になる主人公のバイクはaffinity。
フロントはヴェロシティ、リアはHpuls?
ステム、シートポストはトムソンで、サドルはフィジークの
アリオネでしょうか?

中々センス良い仕様です。



以下、感想。


とにかく、
ストリートピストの映画だと思います。

監督がピストの楽しさを伝えたくて
作ったんじゃないかと思うほど、
自転車ってより、ピスト。
メッセンジャーってより、ピスト、

そんな内容だと。

ただ、その文化の解釈の仕方としては
どうなんだろうと、
共感しきれない部分も個人的にはありますが、

これがストリートピストだよ、

って言われれば、まあそうなんかな、
と思うし、

それが作品として残るって事は
個人的には素晴らしいとすら思うのですが。

演出も、
危険予測するシーンが非常におもしろい。

メッセンジャー業と無縁な人にはマサカ(笑)、
と思うシーンかも知れませんが、
似たような事をメッセンジャー達はホンマにやってます。

ここら辺を丁寧に映像化する事で、
メッセンジャーがただ無謀に走り回ってるワケじゃないよ、
と、
伝えれてるんじゃないかなーと。

まぁ、
無謀な人も当然居るでしょうが。


ブレーキの件も、
ちょっとノーブレ推しすぎ感あります。

主人公の考え方が海外なら普通とは
全然思わないですが
(劇中でも他の人はブレーキ付けてたりする)、

国内の反原発ばりの反ノーブレ感は、
やっぱやり過ぎなのかな、と思わせる
自由な感覚は、さすがメリケンといったとこでしょうか。

話は戻って、
構成なんかも好きな感じだし、
僅か数時間の話に絞ったトコも解りやすくて楽しめます。

が、どうしても青臭さってか、
稚拙さというか、中二的な部分を感じてしまうのは、
自分がオッサン故なんでしょうかね、

まぁ、
トータルで観て楽しければ・・。


基本はアクション、走りのシーンだと思いますし、
ストーリーなんて主人公が正当に飛ばさなければいけない理由が
あれば良いだけだと思うほど、

走り。


とにかく走り、です。

また主人公が楽しそうに乗るんですよ。


結論から言えば、
面白かった。

ピスト好きを自称するなら観れば楽しめる、
乗りたくなる映画だと思います。








自転車ファッションを考える27


先日セールしてたのでマトメ買いしました。

昨年、デニムとトラウザーを1本ずつ買って、
気が付けばかなりの頻度で履いてるLevi's COMMUTERですが、

なんとこの春で3rdシーズン目、ばっちり新作も出てる上、
全国のLevi'sshopで購入出来る様になったそうです。

まぁ、
安くなってるからってそう何本もパンツ買ったりする事無いんですが、

なんと、
裏原世代泣かせの505タイプが先シーズンからラインナップされ、
これでピチピチスキニーが気恥ずかしい年頃になった人にも
すんなり履けるってモンです。

そんなワケで、デニムじゃ無いタイプを三本購入。

実は、Levi's COMMUTERのデニムはちょっとペラっとした感じで、
個人的には好みじゃなく、
ノンデニムシリーズの厚手のしっかりした素材感が好みです。
セールじゃそっちのが安いし。

縫製の悪さも納得の価格なんですが、
素材だけは価格を上回る満足感なんです。


なんせ、速く乾く。

ピスト乗ったりスケートして汗だくになったら
躊躇無く洗えるってのは、

本当にありがたい。

ちなみに汚れや臭いにも強いらしいですが、
それは体感した事ないです(笑)。

後、ストレッチも突っ張らない。



で、505タイプを履いた感じですが、
自分の知ってる普通の505より随分スタイリッシュになりました。

股上も浅いし、
バックライズは高めって程でもなく、
ポケット位置が下がってる尻もいいです。

同シリーズの511と比較して、
裾は広がりドンズバなストレートで、
世代の自分的には履き易いです。

当時はサイズ上げて腰履きしたりしてましたが、
コレに関してはジャストサイズで履いた方が、
普通に細身のストレート、って感じでスタイリッシュな気もします。

ごついスケシューなんかと合わせてもそんな違和感無いし、
気楽に履ける感じ。

裾とかぐりぐり巻いて履くなら、511より
フレッピー感でるんじゃないでしょうか。

フレッピーの意味は良く解りませんが。


とか言いながら、

どちらかと言えば、
511のが相変わらず履きます。

時代的にはやっぱ511のシルエットのがカッコイイんじゃないかと。

好きなの履けば良いと思いますけど(笑)。


そう、あと裾折った時の「耳」のリフレクター。
3M製でこれが意外と効果的で、闇夜でよく光る。

チャリ乗りなら、
セールで見つけたら一本買っても損しないんじゃ
ないかと思います。


・・縫製には注意ですけどね(笑)。




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