StreetPistCulture〜愛すべきエンスー達

例えば、

54年製のストラトキャスターに魅せられるブルースギタリストの様に。

例えば、

往年のLEICA SUMMICRONを手にしたくなるカメラマンの様に、

自転車のパーツに、「往年の名作」を求めるピスト乗り達も、
当時は多く居た様に思います。


ロードレーサーのパーツであれば、
最新型のモノがやはり高性能で、
それでも過去の名作を骨董品の様に集め、
当時の雰囲気を楽しむエンスージアスト、
まぁ分かりやすく言えばマニアとかオタクって言い方も出来ますが(笑)、

そういった人達の組む自転車は、
圧倒的に「モノとしての美しさ」が違います。




まだピストのトリックをnjsフレームで
傷つけながらやる事が当たり前だった頃、

逆に、

ピストをそう言った過去の、
「往年の名作」パーツを探して、
美しく仕上げる文化も一気に加速しました。


ピストパーツはシンプル故に、
常用範囲の使い方で新旧の差がハッキリ分かる程ではなく、
雰囲気だけでなく十分走行に耐える事も、
面白さの決め手だったのかも知れません。

デュラエースやカンパレコードのクラシックなパーツ、
今はなきサンツアーシュパーブのクランクやハブなど、
絶版パーツも人気で、

時代の陰に隠れた名作(迷作)を見つけた時は
感動もヒトシオ。

それを磨いて、美しいラグフレームに組み付ける。

さらには、

もはやnjsにこだわる事なく、
流用できるパーツならなんでも、
BMX,MTBや、
骨董品のロードバイクのパーツも組んでしまうもんだから
節操無い。

しかし、

そんな自由な発想から生まれた美しいピストや
楽しくなる様なピストを、
当時はそこかしこで目にした様に思います。

勿論、
今もそんな楽しみ方をしてる方も沢山いて、
自分もそんな中の一人かもしれません。


その後、

fixedgearの可能性を模索するこのムーブメントは
より頑丈でエクストリームな動きに対応する
トリック主体のピストが、
注目を集める様になるのです。

が、

その話はまた別の機会に。

スタンディングを考える、その3

スタンディングはピストでなければ出来ないかと言うと、

実は、自転車であれば殆ど可能。
ママチャリでも上手い人なら延々と出来るかもしれません。

しかし、
着座しペダルの前後でバランスを取る固定と、
腰を前後に移動させブレーキを使ってバランスするフリーギアでは、
重心の取り方は似ていても、
やり方そのものは違う気もします。

今回は固定に限った話。

その前に、スタンディングの種類ですが、


通常の乗車姿勢で止まるスタンディングに加え、

片手離しの「ワンハンド」、

両手離しの「ノーハンド」、

そこから片足も離す「ワンフット」。

ワンフットはなんか根本的に違う気もしますが(笑)、
まぁ、スタンディング大会とかで接戦になると、
最終的にワンフットの状態で一秒でも長い方が勝ちとなる事もあるので、
練習してみるのもイイかも知れません。

そういえば、奇面組で野放し走法(尻だけで乗る)ってありましたね・・・。


さて、

まず普通のスタンディングを練習するのですが、
ちゃんと段階を追って行けば、
ノーハンドまでは結構簡単に出来るモノです。


前回の壁つかまり練習法で、
ペダルを前後してバランスを取る感覚が掴めた気がすれば
上出来。

そこから、
壁に添えた手を、
サッとハンドルに。

ちょっと怖いですが、思い切って行きましょう。
もし揺らいだら、すぐにサドルの前にストンと降りたらいいだけです。


今回は、この「ハンドルを両手で持つ」て意味を考えます。

スタンドの基本は、
ペダルの前後と、ハンドルの切れ角でバランスを取る事。

乗り物には大抵、「セルフステア」と言う力が働きます。
これは自転車やバイクが倒れそうになると勝手にハンドルが切れて、
できるだけ倒れないように乗り物自身がバランスを取る作用です。

でも、自転車は普通、セルフステアした直後に倒れます。

それは、バランスの良いトコまでハンドルが勝手にきれたとこで、
その状態で固定される術がナイから、切れ込み過ぎて倒れると。

なので、

手で、
セルフステアのベストなバランス角で固定してやれば、
安定して自立させる事が出来るってワケです。


はぁ、セルフステア?良いバランス位置?

って人は、
まず自転車の後ろに立ち、
サドルを持って、前タイヤを真っ直ぐにして自転車を立たせて下さい。

そこから、少しだけ右へ傾ける。

すると、傾けた分だけ、勝手にハンドルが右にきれるハズです。

これがセルフステア、その切れ角が、傾け量に対する安定する角度、

って事になります。


次回は、実践。



続く

自転車とスニーカー15

NIKE ZOOM STEFAN JANOSKI SB

360フリップと抜けたスタイルが印象的で、
ずっと前から好きなライダーの一人、

STEFAN JANOSKI。

いつの間にかナイキのライダーになってました。
しかもシグネチャーモデルまで・・。


デッキシューズ風のアッパーで、
スケートシューズっぽくない風体に彼のセンスを感じます。

まぁ、本人が提案してるのかは判りませんが(笑)。
ワイズ(幅)も狭めでタイトでシャープに感じますが、
実際に履くと、意外な安定感。

何より、
履き心地が抜群です。

zoomAIRも進化してるのでしょうか、
柔らかすぎず硬すぎず。

最近は気が付けば履いてる気持ち良さ。


このトゥの細さと甲の低さでトゥクリップには勿論サクッと入り、
程よいミッドソールの硬さが踏み込みやすいので、
ピストにもオススメ。

ただ、オシャレ感抜群な
ぶっとい革紐がくるぶしに押し込んでも
走ってりゃで出来てしまうので、
いつチェーンリングに噛んでもおかしくない状態に。

なので、シューレースフィクサーがオススメです。


とにかく、スポーティー過ぎない洒落たルックスで、
これなら自転車降りて小奇麗なメシ屋入るのも
そんなに抵抗無いかもです。

カラーバリエーションも豊富なので、
気に入ったカラーがあれば一足持っておくと
意外と重宝するかも知れません。

クルーザーデッキとの相性も抜群です。







NQSその2

あれからちょいちょい、
行ける日には出来るだけ行きたくなるNQS

倉庫内って事で夏場はめちゃくちゃ暑いけど、
大量の水を飲みながらやれば問題なし。

6月よりはアールも慣れて、
かなり楽しくなってきました。

先日、東京から帰ってきた『BLUTH』のSUGI さんが
このパークも気になるご様子だったので、
ご一緒する事に。

SUGIさんとは飲みの席でお話する事もちょいちょいあるのですが、
いやー、言う事がいつもカッコイイんです。
blogの方はめっちゃ面白いんですが(笑)。

この歳になってから出会う人で、
ここまで影響されてしまう事も少ないと思います。

俺が、
もっと若い頃ガッツリスケートしとけばと後悔してます、
なんて言うと、

『今が大事、これからなんだよ』

含蓄と言うのか、
説得力は言葉じゃなく、
その人のスタイルとか生き方に現れるんだと痛感します。


乗せてもらったんですが、
カタチは80年代のノーズのペタっとしたアレですが、
一回り以上小さく、やたらコンパクトで、
現代的な仕上がり。
春画のプリントもセンス良く、
キックも軽い印象で、
面白いです。

最近流行りのプラッチックデッキに飽きたら、
こんな本格的なクルーザーがオススメです。

まぁなんせ、
いつも独りで滑ってるんで、
二人だと楽しいっすね。

やっぱ、仲間や友達とやるのが、
上手くもなるだろうし、断然楽しいって事なんでしょうね。


迫る、関西シクロ2012〜2013!


「もっつさん、今年シクロどうします〜?」

と、LINEでメッセージが。

あぁ、もうそんな季節か。
連日の残暑がシクロの片鱗も思わせないでいたが、
言われてみれば、
もう秋に差し掛かっている。

ウチに帰り、ポストを開くと、
また今年も、
関西シクロから
振込みの
参加の案内が届いていた。

プロローグ 10月14日(日) 南山城村高山ダム+耐久レース 
第1戦 11月 4日(日) 府民の森ひよし 京都府南丹市
第2戦 11月11日(日) マキノ高原 滋賀県高島市 
第3戦 11月25日(日) ビワコマイアミランド 滋賀県野洲市 国際自転車競技連盟カレンダー登録レース(UCI-C2)世界選手権代表セレクションレース 
第4戦 12月 2日(日) 由良川河川敷音無瀬橋下流 京都府福知山市 
第5戦 12月16日(日) 丹波自然運動公園 京都府京丹波町
第6戦 12月23日(日) くろんど池 奈良県生駒市 
第7戦 1月 6日(日) 北神戸田園スポーツ公園 兵庫県神戸市 
第8戦 1月13日(日) 希望が丘文化公園 滋賀県野洲市 
第9戦 1月20日(日) 堺みなとグリーン広場 大阪府堺市 
第 10 戦 2月 3日(日) 桂川緑地公園下鳥羽地区 京都府京都市 
関西クロス選手権 四国(予定) 2月11日(月祝) 鉢伏ふれあい公園 香川県善通寺市(第6回さぬきクロス)

結局、前年度は2戦しか参加しなかった。
初めてシクロを走ってもう3シーズン目と考えると、
いつまでも素人から抜け出せない自分が恥ずかしいが、
それでも、あの辛さと興奮が忘れられない。

とまぁ、そんな感じで今年も何戦出れるか分からないけど、
今年から「俺もシクロやる〜」って言ってる知人友人も多く、
そんな意味でも非常に楽しみ。
みんな、そろそろ自転車組み上げてるみたいです。

そして当然俺は、今年もシングルで。

会場でお会いした時は、
是非、一緒にレースを楽しみましょう!


ECKK-CAP

 
ECKK-CAP
¥2.500

QUANTIZE初のメッシュキャップになります。
額のロゴQNTZ-ECKKは、
「QUANTIZE-Eko Care KhaggavisaanaKappo」
の略で、ブランド名と今季のテーマ「犀角独歩」の略です。

ストリートっぽいブロックオリジナルフォントと、
デーヴァナーガリーで書かれたサンスクリットの組み合わせが
新鮮です。

黒字はカッティングで艶なしに仕上げ、
アクセントになるブランドロゴは印刷で仕上がっていて、
中々の質感だと思います。
ヘルメットの下に被ってもよし、
メットを脱いだ後に被るのもよしなメッシュキャップは、
いくつ持っててもかさ張らず重宝します。

サイズはフリー(50−60)です。
すでにこちらのHPで発売しています。
ツイッターやDM等での注文も承ります。


メッセンジャーバッグ考察7

この画像を見て、

「は?メッセンジャーバッグ?」

と思う人が殆どでしょう。(ちなみにコレはリーバイスコミューターのオマケ。)

タスキがけするって点ではメッセンジャーぽいですが(笑)、
これは「サコッシュ」と呼ばれる、
ロードレースの補給食入れ。

パッと見、エコバッグにしか見えませんが・・・。

(画像はシクロワイアードさんからお借りしました)

補給所で受け取るこのカバンの中には、

勝利に向けて気分が楽しくなるようなユニークなお菓子が
沢山詰まってるワケではなく、

レースに必要なガソリンとも言える食料が入っています。

空になったら、丸めてポケットに入る携帯性も便利。


で、

コレを普段使いしてみました。
ちょっと出かけるのに必要なモノを入れるには十分。

とにかく、前にぶら下がっても邪魔にならない程よい紐の長さと
(長いなら結び目を作っても良し)、
背に回した時の軽い密着感が、非常に良いです。

この夏、リュックやメッセンジャーバッグを担いで、
背中をべったべたに汗で濡らして走った人も少なくないでしょう。

とくに大荷物も無く、
そこらへんに出かけるだけならコレで十分。
リュックなら、
そこらへんでも背中べっとりですからね・・。

先日、
サコッシュに昼食用のカップ麺とオニギリ、
ペットボトルをコレに入れて通勤したところ、

帰りはサコッシュを丸めてポケットに詰めて
手ぶらで帰宅。

これは快適。

使い方次第では、夏の自転車には強力な味方です。

ネットで検索すると中々可愛いデザインの物もあり、
値段も手頃。

何より発祥が「ロードレース」って、
自転車乗りなら一つは持ってても良いと思うバッグです。

スタンディングを考える、その2

ピストの基本トリックとも言える、
スタンディング。

トラックスタンドと言ったりもします。

両足をペダルに置いたまま静止するだけなんですが、
これが意外と難しい。

しかし、
コツを掴むまで練習すれば誰でも必ず出来るように
なります。

まぁ、

これが出来たからと言って、
信号待ちで見知らぬオジサンに

「ほう、お兄ちゃん、乗れてるねぇ」

なんて褒められる程度で、

特に利点もないんですが、
まぁ、やってると地味に楽しいのでやりましょう。


まず、やり易いマシンのセッティングです。

サドルの高低は好みでいいと思いますが、
必ず真上から加重をかけれる高さ。

高すぎるとハンドルに加重がいっちゃうので、
サドルに対して坐骨を垂直に刺せる様に。

ギア比ですが、
軽ければクイック、重ければ安定、
といった傾向。

コツを掴んだら、重めがやりやすかったりしますが、
コツを掴むまではやや軽め、2.6あたりが僕は好き。

タイヤはやや太め。前後28c〜32cくらいが安定します。
細さと太さの関係はギア比と同じで、
細ければクイック、太ければ重く安定。


もちろん、上記の条件は比較的やりやすい、って話です。
慣れれば重ギアの細タイヤでも問題なくスタンド出来ます。


さて、

最初の練習法です。

まず、
ペダル位置を3時45分。別に9時15分でも
構いませんが(笑)、とりあえず水平に。

この時、スキッドする時の後ろ足(抑えてる方)を、
前にくる様にするとやり易いはず。

ペダルを合わせたら、
壁(電柱等)を探し、ピストを横に着けます。

そして跨って、壁に手をついて、
両足をペダルに乗せます。

この時、クリップの付いてない裏を踏めば
怖くありません。

片手はハンドルを軽く握り、
少し、前足側にハンドルを切ります。

この角度がキモ。
切りすぎれば巻き込みゴケ、
切れてなければ左右に倒れます。

最初は、ほんとに軽く切りましょう。

そして、ハンドルは決して強く握らない。

あくまでサドルに全体重をかける様に
するべきなんですねー。

さて。


この状態(壁に手をついたまま)で、
ペダルを前後に踏んでバランスを取ります。

これで、

まずスタンディングのイメージを掴みましょう。




人間て、

安定しすぎると「退屈」。
バランス悪いと「不安」。

故か、

ちょっと不安定でバランス出来てる状態は、
「気持ち良い」
と感じるモノなのかも知れません。

まぁどうでもええですけど。

そんなワケで、

次回に続く。



| 1/1PAGES |

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2012 >>
QUANTIZE SALE.jpg

ピストのブログが沢山!

楽天

twitter

flickr

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos and videos from sampedoro55. Make your own badge here.

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM