忘年会

今年は10数回、
忘年会に参加する事になりました。

単純に、
3日に一度忘年してる
計算になりますね…。

まぁ、
半分は自分家で企画してるんですが(笑)、

とにかく呼ばれても集まってくれても、
感謝している所存。

気がつけば自転車関係の忘年会が殆どで、
今更ながらピスト乗って良かったな、
と思うワケです。

結局のところ、

文化は個人の才能だけでは生まれる事はなく、
それを認めたり共感したり、
そこに美学や哲学を見出だす人と人の間に
生まれるモノだと思っています。

自分の立ち位置がその環の端っこでも、
その中に居る事を強く感じる年末、

って事は、

そんな一年だったのでしょう。

僕の知ってるピストは
一分一秒を削る競技ではなく、

美学や哲学を伴う文化の形。

表現の手法です。

そんな新しい価値観を、
新年も模作して行ければ、と
思っています。

この一年、

シクロやナガサワ製作に始まり、
様々なアホなログを書き続けてきましたが、

こんなアホなブログを毎回
リツイートしてくれた前田さん始め、

応援して頂いた読者の皆様、
本当にありがとうございました。

来年も、
アホさに磨きをかけて、
更新続けたいと思いますので、

どうぞヨロシコお願いいたします(*´∇`*)。


良いお年を。


写真はモッツ家での忘年会。
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(新年会もやりますよ。)

500mバンク

久しぶりの大津は元びわこ競輪場。

競輪場としては今年営業を終了して、
とりあえず今は練習場的に使われている、
関西では唯一の500mバンク。

設備も良く、
広くて、開放感が気持ちの良いバンクです。

ここの走行会は非常にシッカリしていて、

順番に名前を呼ばれ、
タイム計測も全員発走台を使い、
リザルトもキッチリ出て、当日中にネットに
アップするという生真面目ぶり。

けっこう緊張感あります。

さてさて、

俺のナガサワは、
前日ギア比アップして3.25。

コギ出しはそれほど重さを感じないまま、
バンクに入る。

数週試走しているウチに、
ソウ君が右から前へ出て来たので、

引っ張ってもらうつもりで付いていこうと加速すると、

・・・あかん、めちゃくちゃ重い・・・。

ついてくどころか離されて行く。

まぁしかし、慣れも必要か、と、
タイムトライアルもこのギア比で臨む。
結果は、

今までの平均タイムとほぼ変わらずか、若干速くなった程度。

500mバンクって事で走り方が掴めず、
その辺の差もあるのかもしらんけど・・・。

とにかく、三本ローラー上で反省。

最後は、

大津名物となった、「500m逆走」。

単純にバンクを逆回りするんだけど、
なんかバンクが迫ってくるみたいでちょっと怖い。
怖いけど新鮮で楽しいので、一度はオススメです。
(写真は、寒くてジーパン履いたモッツ)

しかし、
そこでも雄叫びを上げて好タイムを叩き出したソウ君に比べ、
振るわないタイムの俺・・・。

また、三本ローラー上で反省。


それでも来年はしばらくこのギア比で慣れてみようかと
思う反面、

自分の脚の限界を知る為、とりあえずギア比をモット上げてみたい。


・・・既に限界だったらどうしようとか思ったりもしますが・・・。



カルチャーを考えてみる1

思いのほか仕事が早く終わった土曜の午後。

せっかくなので、会社脇の遊歩道で散々スケートし、
汗のひかないウチにピストでパインブルックリンへ向かう。

密かに楽しみにしてたイベント、

『RESURRECTION EXHIBITION』
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を観に行くのだ。

俺みたいな素人が、こんな場所にスケボー背負って行くのは
さすがに恥ずかしく、
実際、冷や汗モノだが、

ここは臆せず、ポーカーフェイス決め込んで中に入る。

108点に及ぶ作品の数に圧倒されつつ、
好きな作家の作品も生で観る事が出来た。
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多分、スケートボードに興味の無い人でも、
絵心があれば誰でも楽しめて、

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単純にキャンバス規格のあるサムホール展的な解釈で見ても
面白いと思う。
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しかし、

重要なのは、
キャンバスがスケートボードである、その意味。

昔から、

スケートカルチャーを引っ張って来たのは
いわゆる「ヒーロー」の存在である事もマチイガイないのだが、

一方で、
そこに美意識を持ち込み、
その文化を守ってきた人達が沢山いる事も事実。

自論だけど、スケボーは結果ありきの「スポーツ」では無くて、
上手い下手も全部含めて、一つの文化だと思っていて、

そこには常に、
「クリエイティビティ」ってやつが在るのだと思う。

だから、
グラフティとスケートボードは、密接な関係にあるのかなぁ、
と考えたりしてしまう。


そんな意味で、
個人的に世界一カッコイイピスト乗だと思う人のDVDが出たので、
次回紹介します。


Merry-X'mas


よいクリスマスを。

自転車ファッションを考える17

寒くなると、
自転車に乗ることが
億劫になったりします。

その程度の情熱なのっ?!

って言われても、

寒いもんはサムイっす。

かと言って着込みすぎて自転車のれば、
今度は汗だく。

ごっついアウターは、
脱げばけっこうな荷物になるし、

寒空の下をパンパンのリュック担いで
ランニング姿でふうふういいながら
忘年会に現れるその姿は、

ちょっとした山下清と呼ばれて
致し方ないでしょう。


でも、

『だからって薄着で出掛けるなんてとても無理、
会社も行きたくないよう』

って人がほとんどだと思います。

冬の朝は寒く辛いので、
(仕事は行ってください)
やはり体温を如何に調整するか、
が命題。

そこで、便利なのは、
パッカブルインナーのダウン。

バカップルイイナー、と聞き間違え
そうですが、

保温性に関しては同じくらい熱く激しく、
しかし薄手で、
不要であれば小さくパッキングして
収納出来ます。

ゴアテックス等のアウターの中に着れば、
撥水透湿軽量保温の、
超高性能アウターに。

暑くなったらインナーだけパッキングすれば、
快適に走れます。

主な山系ブランドには大概ありますが、
お勧めはmont-bellの半袖ダウン。

長袖シャツの上に羽織るだけでお洒落
な気がします。

欲しい。

自分はファッションブランドのモノを使ってますが、

充分機能的。

とにかく、

都市生活において、
ゴツイダウン+薄手インナーってのは
今日日定番ですが、

自転車乗りは小刻みな温度調整が効き、
尚且つ、脱いだ服はコンパクトに収納出来た方が、

何かと調子よさそうです。

ギア比考察その3

Shimano DURA-ACE TRACK(52T)

パーツ置き場に眠らせていたコイツを
引っ張り出し、ホコリを払って軽く磨く。

やはりデカイ。

しかし、

こいつを組んで、最高ギア比が3.2強。
見方次第ではまだ軽いとも言える。

まぁ、とにかく交換。

チェーンを外し5ピンを対角線上に緩めれば、
チェーンリングは簡単に外れる。

52Tに組み直し、チェーンを掛ければ
とりあえず完成。

今までのMICHE50Tもまぁまぁデカく、
ノコギリ刃の様なエアロ形状も気に入ってたのでちょっと残念だが、

肉抜きしたDURA-ACEのデザインも、
いかにも軽そうでなかなかカッコイイ。
そして、デカイ。

やっぱり、ピストはチェーンリングがデカイ方が、
見た目には断然カッコイイと思うし、

同じギア比であれば、
チェーンリングがデカイ方がコギ出しは軽く感じる
気がする。

さて、
実際にどのくらい効果でるのか、

一周500mの大型バンク、
びわこバンクにて、

確かめようと思う。

なんの事はない夜

なんの事はない、平日の仕事上がり。

最近ピストに乗り出した後輩に、
「飲みに行こうか」と 切り出す。

いつもなら、
近場の焼き鳥か王将といったとこだが、

12月も半ばに差し掛かると思えない
過ごしやすい気候に、

少し遠出を提案する。

先日、メニューに乗ってないのに作ってくれた、
あの「ハムカツ」の味が忘れられないからだ。

ほな行こか、と二人、いそいそとピストに跨り
踏み始める。

西淀から扇町。

遠くはないが、決して近くもない。

幹線道路、十三大橋と、お互いに先頭を入れ替わりながら、
体力を温存しつつ走る(笑)。

あの、

塩味の効いたジューシーなハム。
間に挟まれた濃厚にとろけ出すチーズ。
その「しつこさ」だけをかき消す大葉が
見事にマッチして、
そいつを揚げたてでサクサクと齧り付き、

ビールで流し込む。

胃袋が「踏め踏め、もがけもがけ」と急かす。

阪神高速の高架をくぐり抜け、
見えてくる看板、

JINBO』の文字。

お待ちかねの「ハムカツ」を喰らい、
ビールで乾杯。

この味を教えたくて呼び出した、
西九条の友人も電車でやってきて、
3人で飲み出す。

やがていつもの常連さんも集まりだし、
賑やかな夜。


なんの事はない、平日の仕事上がりも、

ちょっとした思いつきと行動で、
少しだけ特別な一日になった。




ギア比考察その2

今年最後の和歌山バンク、

バイチャクラブ走行会(雰囲気はなごやか)は、
晴天ながら強風。

ちょうど、
バンクを抜けストレートに差し掛かるあたりで一気に吹き付け、
体力を奪いスピードを殺す。

200mのタイムも、踏み切った割にはがた落ちで、
なにしろシンドイ。

ここはコグを一丁下げてみるか…。

と、

ギア比を3.1から2.94に落とし、
1000mを走る。

当然出だし良好、コーナーに進入。
出っぱなに叩きつける突風は、

油の様に身体を絡めとり、
前へ進む事を阻む。

まるで沼でも踏んでいるかの様だ。

タイムはさらにがた落ち、

最後の競輪に挑む。

ジャンが鳴り先頭三台が飛び出す。

俺は自分の前を走る車輌を数台捲り(追い越し)、
先頭グループを射程圏内に入れた、

かに思えた。

先頭グループが最後のスパートをかます。
同じくして一気に加速をかけたが脚ばかり回り、離れていく先頭グループ。

同時に後ろから捲り返され
残念な結果に。

冷静に考えれば、
50×17のギア比で
良い結果が出た試しがない。

それを悪環境で使って、
タイムが伸びるわけがないのだ。

じゃあ、こんな時はどうしたら…、

と、考えるうちに、
ある結論に。

もしかしたら、

まだまだギア比上げれるんじゃないか、
俺の脚…。

しかし手持ちのコグは16〜18Tで、
既に16Tを使ってるワケなので、

(お金無いので)チェンリングを交換するしかない。


そう、

確かあったはずだ、

俺が初めて組んだピスト、
『パナソニックFP28』に、

ワケもわからず装備していた
巨大なチェンリング、


「デュラエース52T」 が。


(続)

ギア比考察その1

ピスト乗りを自負する人なら、
ギア比には相応のコダワリが
あると思います。

諸説あるとは思いますが、
ギア比は軽ければ操作性が高く不安定に。
重ければ最高速は高くなり操作性は落ちる。

原動力が人間の脚なので一概には言えませんが。

例えば、トリック系ピストでも、
跳び系メインなら少し重めだったり、

競輪選手でもケイデンス(回転力)が高い選手はギア比軽めだったりと、

その人のスタイルがはっきり表れるのが
ギア比。

で、

自分のナガサワのギア比は、

30kmくらいまでは軽く出せて、
それをスキッドでしっかり制動出来る仕様、

と、なると、
自分的に2.8 あたりがベスト、
と言うか限界。

無論、
範馬勇次郎とかなら4.0でも余裕でしょうが。


そんな感じで、
自分の乗り方やスタイルと、脚質を考慮して、
あーでもないこーでもない、とセッティングを探る作業は、

本当にメンドクサクて楽しいもんです。


「めんどくさいならディレイラー(変速機)付けたらいいじゃん」

て声もあるでしょうが、
それならロード乗った方がいいし、


そもそも『便利』って、
カッコいい事でしょうか。

シンプルで在りたいと願えば、
なにかしら弊害は出てくるもの。

ソコを乗り越えて
本質を理解出来るのであって、

『楽や便利』は創造性と対極にあると
思います。

自転車でもファッションでも、
多分そこは同じでしょう。


まぁ、

怠け者の俺は、
楽する事で頭いっぱいなんですが…。

そんな感じで、
次回はバンクでのギア比に
ついて考えてみます。

     

フレームプロテクター(FIRST IMPRESSIONS)

フレームプロテクターとは、

(ドロップ)ハンドルとトップチューブの接触による凹みやキズからフレームを
守るタメのモノです。

を紹介しましたが、

上記の役割において、コレの右に出るモノはないかと思います。

が、

ファッション性が欲しいとか、
輪行等の搬送時以外でも付けっぱなしにしときたい、

って人には、やや無骨すぎる印象。

で、

ウチにあるもう一つのプロテクターがこのファーストインプレッション製のモノ。
パッと見、コーデュラナイロンを巻いてるだけぽいですが、
内側の素材に滑りにくい素材を使ったり、
インナーの素材とアウター素材の長さに差を付け、

円パイプにピッタリと巻きついてズレる事無くフィットする様、
計算されています。

細部にも、
ハンドメイドによる同ブランドの拘りや意匠を強く残していて、
小さな製品ながら所有感のあるプロテクターだと思います。

残念ながら、
今は製品ラインナップから無くなってしまったみたいですが、

もし店頭で見かける事があれば、
ドロップハンドルの人は迷わず「買い」だと思います。


他に、

ファッション性をより追求するなら、
フレームパッドって選択もありますが。

それはまた次回紹介します。





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