CHRIS KING BOTTOM BRACKETS

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CHRIS KING BOTTOM BRACKETS

ようやく注文の品が到着。

指で回してみると、
高級シールドベアリングらしい、
ぬったりと滑らかな回転。

まともに買うと2万円近いこのBBですが、
実は流行のセラミック球ベアリングでなく、
普通のステンレス製のベアリングらしいです。

一応、セラミックグレードもあるんですが、いくらするんでしょうね…。

で、

なんでこんなに高いのか分かりませんが、
豊富なカラーリングもココの製品の魅力。
当然、BBだって10色を用意していて、折角なので色でも入れようかと
思いましたが、

結局無難な黒に。

まぁ、それでも
やはり製品として美しく、見てて意外と飽きない形。

ヘッドパーツやBBにちょっと良い物入れてると、
地味ながらお洒落で、なんやったらツウっぷりも発揮出来るし、
体感的にも格段に快適になるのでお勧めです。

さて。

早速、
C形状のBB廻し(900円)を買ってきて、
さくさくサブローザからクランクを取り外します。
ホローテックBBはmalumfixedシリーズ中、初期型しか採用してないのですが、
アーレンキーで簡単にばらせて、とても便利。
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BB廻しを噛ませて回そうとすると、
硬くて回る気配無し。

良い角度にして「うおりゃー!」と足で踏み込むと、
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・・・「グリっ」


って音と共に回りました。

・・・BB廻しだけ。

そう、

なんたることか、ナメてしまいました(涙)。

反対側も一応、同じように回して、ナメておきました。


どうしよう…

(つづく)



岸和田競輪場走行会の後

灼熱のバンク走行会は終了。

飲み放題の水とスポーツドリンクは飲み干してしまい、
乾いた喉を潤したいっすね、とタカさんに持ちかけ、

「そば・・・ザルソバが食いたいっす。」

と呟く俺のワガママに、

「じゃぁ行きましょう(笑)」と快諾して、
ワザワザ蕎麦屋を探してくれました。

本当に心の広い方です。

実は、
ET店長のタカさんはサーファーで、

海外ではよく、
「ピストはサーフィンに似ている」的な例え方をしてる様なのですが、
日本で、関西で、ソッチからピストに入った人は実は初めてお会いしました。

故にか、海の如く心が広い・・・とか思いつつ、

蕎麦屋到着。

ホンマにいい店で、写真撮り忘れるほど美味く、
全員(13名)で店の蕎麦を食いつくすモノの、
残念ながらアルコール類が置いてありませんでした。

そこで数名と別れた後、

ピストショップETにて乾杯を。
初めてお店にお邪魔したのですが、
フレームからパーツまで、「おおっ!これ欲しい!」ってモノが本当に多くて、
ツボついてるなー、と思いました。

トリック系のパーツも堅実な品揃え、
なによりも、
NJSフレームが豊富に揃ってます。

さりげなくも整然と並べられたフレームのディスプレイは
サーフショップのボードみたいに、選ばれるのを待っているかのよう。

この自然な陳列感が本当にカッコイイです。
店構えの雰囲気も凄くカッコイイのですが、
やはりタカさんの人柄に、常連のピスト乗り達は惹かれるんでしょうね。
そんな気がします。

さて、

皆で缶ビールで乾杯した後、

タカさん行きつけの「ホルモン鍋屋」で、
飲みなおし。
あまりの美味さに、
酔った俺はイラン事をべらべらと語ってしまいました。
俺は本当にカッコ悪かった…(笑)。

タカさん、ご馳走様でした。

そしてこの日ご一緒した皆さん、
また改めて飲みなおしましょう(笑)。



で、この頃にはバンクの記録とか忘れて、
いい気持ちで電車で帰る。

ま、大人の休日満喫って事で(笑)。


岸和田競輪場走行会

初めて競輪のレースを見たのはこの岸和田競輪バンクで、
地下ゲートから選手が登場する様は本当にカッコよく、
まさか自分がこのバンクを走れるとは、
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と感激しながら、
競輪選手と同じ様に地下ゲートからバンクに入場します。
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温泉街に引っ越した筈のアンダーソンも凱旋したFLYSレーシングや、
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ヨシ君筆頭に男女とも圧倒的な強さを見せ始めた、新鋭チームブル、

地元ピストショップETのタカさん
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率いるETクルーと、

ピストムーブメント出身組だけでもかなりの人数で、

もちろん、

元となる地元愛好会の皆様も大勢参加。

故に、かなり詰めツメのスケジュールで、
200Mハロン、
1000M、400M、最後は競輪と、

炎天下に加えインターバルの短い、
ハードな走行会となりました。

しかし、シオちゃんがメチャクチャ速くなっててビビッタ!
さすが元国体選手「白い彗星」仕込み!
なんと俺より1秒速いっつー、なんとも複雑な心境…。
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もう、調子悪かったとか言い訳するの疲れました(笑)。

ヨシ君にいたっては、
元競輪選手の人もビックリするくらい。
スカウトしたがってたなぁ・・・。

さて、俺はっつーと、
前回のバンクからもタイムガタ落ち。
全種目過去最悪の成績となりました。

実は、NAGASAWAに前回のバンクから一度も跨ってないっちゅーサボり様。
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巨匠すんません、女の子に負けました(涙)。

とりあえず、ケチってランドナーでバンク走るのは止めよう…。
そして、ちゃんと練習しないとですね・・・。

しかし暑かった・・・。

そして、一行は打ち上げへ。


(つづく)

スキッド講座4『小(スキップ)スキッドの理屈』

「ストレス」

と聞けばマイナスイメージをもつ方が殆どかと思いますが、

いやいや、

ストレスの無い人生は味気ないでっせー。

ストレスの類にもよりますが、
ストレスってのはちょっとした「圧力」みたいなモノ。

仕事で感じるストレスを発散した後のビールと、
だらだら生きてる中で飲むビール、どっちが美味いかなんて
語るにおよばず。

そう、ストレスの反語はいつも「開放」。

バネの様に、
一度ストレスをかけてから開放すれば、
より高く跳ねるってもんですよね。



さて、
今回は小スキッド。
通称スキップスキッドとか言う、あれです。

軽く後輪を跳ねさせ、
路面に叩きつけるワケですが、

「跳ね方がワカランのッス。」

って人の為に、
解説します。

ピストは当然ペダルが固定されてるので、
脚を止めようとしても、ペダルは下から突きあがってきますね。

その下から上がって来る「力」。

これを利用して跳ねます。

上がってくるペダルに一瞬、ストレスをかけ、
すぐに真上に開放すると、簡単に後輪が上がるって寸法。

やり方を説明します。

1サドルに座り、好きなスピードで巡航。
トバす必要はないので、最初はユックリやってペダルの
力感を感じましょう。

2ペダルを止める
他のスキッドと同じく、後ろ脚でペダルを抑えますが、
一瞬しか止めません。

3抜重する
一瞬止めたペダルの力感を利用して、
ほぼ真上に腰から飛ぶ感じで抜重します

要は飛び上がる感じになります。
とはいえ、サドルから数センチ腰を上げる程度ですが。


4脚の使い方
前足の引き上げは、中スキッド程必要ありません。
むしろ、後ろ足で引き上げる感じになります。
「え?抑えるんじゃないの?」
て人の為に解説しますと、

抑えてストレスをかけ、
一瞬で開放、
すぐさまトゥクリップを使って真上に引き上げる感じ。
これは、

いわゆる
「作用反作用」って力を利用してるんですが、
学生時代の物理の授業で習ったあれです。

まだ修業してない学生さんの為に説明すると、
物体に力を加えると同じだけの反発力が生まれる、って原理。

スケボーに乗って壁を押せば、押した力だけ自分の体が後ろに下がる。
それは押した力100%からスケボーと路面の抵抗値を差し引いた分だけ、
後ろに下がってると。

これが作用反作用。


後輪が跳ね上がる原理は
回転力で上がって来るペダルに対し、真下に抵抗を加えて止める、
そして、すぐにその抵抗をゼロにする事でペダルに加えた抵抗の間逆、
すなわち真上に反作用した力が働いて、
少しペダルを引き上げるだけで、容易に後輪が上がる、
って事です。

たぶん。

ちょっと解りにくい図ですが・・・。

とにかく、
一瞬押さえ力をタメ、解放するイメージ。

「押さえて、引き上げる」

と、ブツブツ言いながら反復練習すると、なんとなく掴めると思います。



やってみたけど、
よくわからないよう、て人は、
遠慮なくコメントにて質問ください。
また、
オーシャンサイクル周辺にウロウロしてる所を捕まえてもらえれば、
実地で教えますので(笑)。

バックパックと自転車4

VISVIM BALLISTIC 20L 

2年使い込んだこのバックパックは、
やはり多少の伸びで型崩れは見えるものの、
まったくもって破れやホツレはありません。

が、先日、
チェストハーネスのプラスチック製のバックルが欠けてしまい、
販売店へ持っていくと丁寧に対応してくれて、
部品や年式によっては予備のパーツを取り寄せてくれるそうです。

ファッションブランドと侮っていましたが、
こういうサービスが少々値が張っても欲しいと思わせるのかもしれません。

侮っていけないのはサービスだけでなく、
この機能性。
背面側には背中にフィットする形状にプレスしたポリカーボネイト製の型板が入り、
実際に背中に触れる部分には断層パッド。
背中に密着せずフィットして、蒸れ難いです。

PC用のスペースもパッドで守られていて安心です。


で、このバリスティックナイロンは言わずもがなの高強度ナイロン。
故に、ジッパーの耳の部分から型崩れしてしまってるんですが・・・(笑)。

しかし、

なによりも、
歴史あるベジタブルタンニンレザーと
最新のバリスティックナイロンを掛け合わせる面白さ。

そしてカラーは小さなパーツまで徹底して統一するファッションとしての拘り。

モノの質とファッション性が高度なレベルで融合してると言えます。

当然、

お値段も高い次元で落ち着いてしまってるんですが…。

それでも、一つ持っておいて間違いないバックです。



自転車ファッションを考える9

自転車ファッションについて語れば、

最終的には「お好きに」って結論になるのはいつもの事。


で、

今回は服装とちょっとズレたとこから。

まず、
最近のこの滝のように流れ出る汗。

こいつの処理を、いかに粋にいなすか、ってトコが、

ファッション。

とにかく、
機能素材的なTシャツ。
これがモノによっては消臭機能もあったりして、
なかなかヨサゲなんですが、

買いに行くのメンドクサイよう、

って人は、

とりあえず、
必ずTシャツ等の袖のついた肌着を着用。
その上にTシャツなりなんなり着てもらうと、

汗染みが目立たないだけでなく、脇の臭いなんかもまあまぁ防げます。
個人差はあるでしょうが…。

暑いからって、コットンT一枚は止めた方がいいですよ、って話ですね。

さて。

額から滲む汗は、Tシャツの袖でグイっと拭くのもカッコイイですが、
多分女子ウケしないし、

やはりハンケチ。

しかもタオル地の。

信号待ち等で、ベルトやヒップポケットに挟んだハンケチをサッと取り出し、
顔に押さえつければ一瞬で汗を吸ってくれます。

メッセンジャーバッグ着用時は、ストラップにスポーツタオル巻いてました。
便利です。

最近では、手ぬぐいなんかも流行りで・・・

いや、ホンマですって。

最近、手ぬぐいアツいらしくて、俺も一枚買おうと思っている所です。
染めもキレイで、一度使うとやめれん便利さだそうな。
また買ったら感想でも述べようかな・・・。

あと、

個人的にはタオル地のリストバンドは相当使えます。

不意に流れ出て目に染みる汗は、
高速巡航中なら事故に繋がる危険性もあります。

で、

右手首にタオル的リストバンド。

これはマジで便利。アルとナシでは夏のサイクリングは雲泥です。



まぁ、だからと言って体中にタオルや手ぬぐいくっ付けて走ってるの
どうやねん、って話なんですが(笑)。

とりあえず、

荷物には下着の着替えや、ハンドタオルは常に入れておいた方が良さそうです。




ヘッドパーツの感想と夏の怪談

後頭部からこめかみまで、
突然ズキズキと痛みが襲う。

どこかで頭でも打ったかと、
痺れる頭で記憶を辿る。



あれは、
先週、ヘッドパーツを交換した翌日。

あまり変化に気が付かないと言われるヘッドパーツだが、
バランスをとる為、恐らく無意識にハンドルを操作しているのだろう。

速くなったワケでも、軽くなったワケでもなく、
ただ乗りやすい。

操作し易い、と意識の下で感じている、そんな感じだ。

ギシギシ言うまで酷使したパーツを
新品の、しかもアップグレードしたパーツに変更するのは、
すこぶる面白いものだ。

そんな事をブログに書こうとした矢先、

後輩Mからの電話が鳴る。

『元後輩のYが、もっつさんから電話が欲しいと連絡ありました。』

と言うので、自分でかけてくりゃいいのに、と言うと

『なんか支離滅裂な事言ってたんで、おかしいと思ったら切った方がいいですよ』

と、電話を切る。


元後輩Yは、5年前に弊社在籍していて、
弟分を地で行くちょっと生意気だが可愛げのあるヤツで、
ミスして俺に目茶目茶怒られたかと思えば、
Mと二人で突然夜中に酒持ってやって来たり、

結局のところ仕事面では信用もできて、

絆は深いと思っていた。

しかし、
周りの連中に「あいつはモッツに贔屓されてる」
と思われるのが許せなかった彼は規則を破り、左遷せざるを得なくなった。

要は、

俺がこの手でクビにしたのだ。


その後、東京で暮らす彼とは、
それから3年前に同僚の結婚式で一度顔を見たきりで、
一切口をきいていない。

きいてもらえなかった、の方が正しいかもしれない。


そんなヤツが、
今更俺に何の用だと言うのだろう。

疑いながらも少し嬉しいような、そんな気持ちで電話すると、

すぐに彼は電話に出た。

『・・俺、命を狙われてるんです。』

は?

『だから、あんたにだけは頼みたくなかったけど、
あんたしか居らん、僕はともかく、僕の彼女を助けてあげてください!』

その後も彼は説明を続けるが、
誰に狙われてるとか、その理由などの核心は
まったく言わない。
どうも、錯乱状態のようだ。

・・・まぁまぁ、わかった、
とにかくお前は死なんし、まぁ一回こっち帰ってこい。
飲みにでも行こうや。

と言うと、

『・・・やっぱり、あんたでも無理か・・。

俺、多分このまま死にます。そん時はあんたの事、

へっ(笑)、

恨みますよ。』

そいう言って、電話を切った。

まぁまぁムカついたが、
妙な薬でもヤッてるのかノイローゼなのか、
可笑しなことばかり言っていた。

その翌日、

気になってまた電話すると、
『昨日は助けられましたからね…クスリとか、犯罪になる様な事は絶対やってません』

うん、まぁ、それだけは約束せぇよ、

と電話を切る。

ちょっと元気になった様で、ホッとしていた。


それから数日後。

俺はPCに向かっていた。

突然、

首から頭に掛けて鈍痛が走る。

首をさするとデカイ出来物が出来ていた。


ふと電話がなる。

同僚から、休日中の電話。

メンドクサいが、電話をとる。





『・・・アイツ・・・飛び降りました。』





有明コロシアムでスポーツ観戦中、
タバコ吸いに行く、と席を立ったまま、

彼は地上3Fの高さから、


飛んだ。





電話を掛けてきた同僚も多少テンパった状態で、

警察が事情徴収に来ている事を教えてくれた。


その話を聞いている間、
ずっと痛みが激しくなり、


それから数日経った今も、

頭痛が治まる気配が無い。

スキッド講座3「ロング・スキッド編」

何度挑戦しても中スキッドが出来ない、
重い、
イマイチ掴めない、

って人の為、
もっともスキッドらしい技、

『ロングスキッド』

のやり方を紹介します。

目的は抜重感覚を身体で覚える事。

大スキッドと基本は同じですが、
とりあえず後輪を止める大スキッドと違い、

『後輪をロックしたままどこまで進めるか』

という、
よくわからない目的のトリックなので、
相当なスピードからのスキッドになります。

ピストムーブメント初期は、これの大会とか各地でありまして、
かのMASHも企画したり参加したり、盛り上がってました。

やって見ると、
スリリングで摩擦音も心地よく、
なぜか楽しい技です。

ただ、タイヤの磨耗は激しいので、
練習前にタイヤの状態を確認して挑みましょう。

『ロングスキッドやり方』

1 思いっきり加速する
なんせロックした後輪を引きずりながら進むのに、
推進力はこの加速分の感性のみ。
シッカり加速して下さい。

2 ペダルを止めながら、ステムに飛びつく
加速中にペダルを止める位置を確認したら、
止めると同時にステムに飛び付きます。
大スキッドの姿勢になるのですが、
この時、頭を上げ、背筋はシッカリソリ気味に伸ばすと約束して下さい。

さもないと、頭から前転事故します。
ねこ背になったり、頭を下げない様に注意して下さい。

3 ハンドルをシッカリ固定する。
ステムに腰をあて、グラつかない様にハンドルを固定してください。
うっかりハンドルが切れて膝に前輪が引っかかると、
やはりコレも前転。太ももでトップチューブを挟み込んで、
膝も揺れない様にします。


以上がロングスキッド。

後は真っ直ぐズシャーッっと言う気持ち良い音と共に滑るのみ。
ココで腰を振ると、
『スネーク』になります。

覚えてしまえば簡単ですが、
1番必要なのは、

勇気です。

ビビって加速からの抜重が出来ないと成立しないので、
何度かユックリやってみて、
止めるポイントを掴んだら思い切ってやってみましょう!

この抜重感覚が、
中スキッドを軽くし、
小スキッドのスキップを理解する近道な気がします。

何より単純に楽しいので、
とりあえず何度もヤってみましょう!

次回はリクエストも多い
小スキッド。

かなり理屈っぽくなるので、
覚悟して下さい(笑)。


(あと、スキッド中はフロントブレーキは絶対握らないように!100%前転します!)

Vittoria RANDONNEURの交換時期

MASH来日した頃でしょうか、
ようやく国内でもボチボチ手に入る様になった、
ヴィットリアのランドナー28C。

その名の通り、
ランドナー(ツーリング車)用に開発されたタイヤで、
排水溝を設けたパターン、やや固めのゴム質、
そして特筆すべきが、
自転車用タイヤではあまり例を見ない、
スリップラインを持っている事。

これは、ゴム層が二重層になっていて、表層のゴムが磨り減ると、
下層の赤色のゴムが現れる仕組み。

赤ゴムが顔を出したら、ランドナー車であればもう交換時期です。

しかし、

我々の間では、
「赤くなってから長持ちする」
と言われていて、

赤ゴムがさらに写真の様に剥け、
その下のケブラーがアチコチから出てきて、
毛羽立ってから交換、ってのが普通でした。


当時よく言われた
「スキッドポイント(ギア比と車輪の円周の関係で、ペダルを同じ場所で止めた場合のタイヤの接地位置)」は、

よほどロングスキッドや中スキッド系の練習をしなければ余り関係なく、
普通に乗ってりゃ万遍無く減っていくと、その後知る事になるのですが。

あの頃はギア比変える時必ずポイント表見てたもんです。


まぁなんせ、

やや固めのゴム質はスキッドさせるには都合よく、
しかも一本2000円前後と言うお値打ち感で、昔は買い置きとかも
してました。

今は、もう大体どこでも手に入るこのランドナー。

バリエーションも豊富で、クロスモデルや上位モデルのハイパー、
サイズも25C〜35C近くまであったと思います。

さて、
すでにケブラー見えてるサブローザですが、
こうなるとイキナリパンクする事も当然多くなるので、
早めに交換しますが、

赤ゴム見えた程度なら、まだ使えますよ、って話です。

ま、スリップはしやすいので、自己責任で(笑)。

スキッド講座2「中スキッド編」

 大中小、三種類の中で、
人気も難易度も一番高い『中スキッド』。

上手くなれば、
最もスタイリッシュなトリックなので、

ピストに乗ったら死にもの狂いで覚えたいとこです。

…とまぁ、それは言い過ぎですが、

頑張って解説します。

セッティングについては前回と同じです。

まず大スキッドとの違い。

スキッドは地面を蹴るリアタイヤをいきなりロックさせる技。

タイヤに荷重が乗ってるうちは、
常識で考えて止めるなんて無茶な話。

そこで、大スキッドでは、
完全にステムに荷重を預ける事で、
ペダルを止めやすくしたワケです。

さて、
トップチューブの真ん中に腰位置が来る中スキッドでは、荷重はほとんど後輪に乗った状態。

どこに荷重を抜くか、と言いますと…

斜め上前方。

『は?』

と思うかも知れませんが、
十分な速度をつけて、慣性の法則を利用し、荷重を抜く、
これを『抜重』と言います。
●中スキッドやり方

1 けっこうな速度で走る
慣性を利用して抜重するため、
速度とスキッドのかけやすさが比例します。
ビビらずに!

2 サドルから腰を斜め上に抜く
腰を振りだす、ってイメージです。
その「勢い」で、後輪から荷重を抜きます。

3 ほぼ同時にペダルを止める
基本は大スキッドと同じですが、
ペダル位置は水平、9時15分の位置です。
前足の引き上げできっかけを作り、
後ろ足はしっかりペダルを踏み込んで下さい。

4 滑り出したら腰をよじる
中スキッドは慣性で抜重してるので、
速度が落ちたら直ぐにタイヤがグリップします。
故に、タイヤを横滑りさせる等して、
少しでも距離を伸ばすワケです。以前紹介した、
フィッシュテールなんかは、この派生。


以上が中スキッド。

これで出来たら素晴らしいんですが、
出来るまで付き合うのが
このブログ(笑)。

次回、中スキッドの練習方法と、
ロングスキッドのやり方、いきます。

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