盗難について考える

まずはこの動画をご覧ください。


いやー、ゴッツイ鍵ですねー。

自転車用の鍵と言えば、
ワイヤー錠かU字ロックが一般的と言えますが、
形状はどうあれ、

天敵、
ボルトクリッパー(大)とドリルにドコまで抵抗出来るか、
ってのが鍵の命題かと思います。


その意味ではこのAbus製Bordo6000
は、まぁまぁ信用出来る相棒になってくれそう。


と思い、

楽天で購入し、到着した荷物を郵便屋から受け取ると、

『重っ!!』

見た目以上の重量に、
あやうく落としそうに。

…なんだコレ…


箱からゴトリと1kgの鉄塊が滑り出てきました。


その鉄アレイを鞄に放り込み走り出せば、
確かな安心感と引き替えに、何かを失った様な…。

やはり自転車の鍵は軽くあって欲しい。

が、強靭でなければいけません。

とにかく、
コイツの安心感だけは抜群、
 
せっかく買ったのでしばらく使ってみます。

NICE!YOUR BIKE にて

神戸元町のピストバイクショップ「NICE!YOUR BIKE 」は、
アパレルとピスト関係のパーツ等を扱っていて、
そのセレクトのセンスの良さには舌を巻きます。

しかもクロモリフレームのオーダーまで出来るって言うのですから驚きです。 

そして、 
SUGIさん私物のオールドパーツコレクションも拝見出来ます。
いや、これはホンマに、Philのペダルとか度肝抜かれます。 
写真はカンパのハブですが、数もハンパないです。 

そんな「NICE!YOUR BIKE 」にて、 AKIさんの送別会が厳かに執り行われました。 

送別会は「送別タコスパーティー」となり、 
上等なすじ肉を使ったタコスはめちゃくちゃ美味く、パーティーは大盛況。 
酒好きな我々らしく、

しめっぽくない送別会となりました。 
AKIさんは神戸のピストムーブメントの立役者の一人だと思ってます。

出会った時は、そりゃぁ真面目そうな人だなーと思いましたよ。 

それから程なくして、壊れた一面も沢山見せて頂いたわけですが(笑)、 
今でもやっぱり仕事が出来そうなイメージは変わりません。 

故の栄転、だと勝手に思っております。 

そしてまた出張等、様々な理由を付け関西に舞い戻って来るのでしょう(笑)。 

そのとき、
またともに飲んだり乗ったり出来る事を楽しみにしています。

メッセンジャーバッグ考察

今朝、
カッコイイピンクのピスト(ペロトン?)
に乗ったファッショナブルな女子が、

車道の脇を、デッカいショルダーバッグを肩から真直ぐ下げて
走り抜けて行きました。

アブねー、

とか思って見てましたが、

まぁ、本人がイケルなら構いません。

しかし、

カバンは体に密着してる方が、断然走り易くて安全です。

で、

大体の人がバックパックかメッセンジャーバックを使ってると思うのですが、
前者は安定して容量も稼げる、
後者は容量でヒケを取るものの、素早く物を取り出せる等、

どっちも一長一短で、自分も都合で使い分けています。

で、

バックパックはもう、語るに及ばずですが、

メッセンジャーバッグは自転車専用カバンの一つで、
使い慣れない人に、あれがどんなカバンかを説明する時よくこう言います。

「あれはハットリ君の風呂敷と同じ。」

・・・飛ぶ方じゃ無く(笑)、物を包んで、タスキがけに体に縛り付ける、

あの感じと同じかと。

バックパックでもパッキングする場合は重いものを上部にすると
楽だといいます。

風呂敷もメッセンジャーバッグも背中に密着させる様にすると、
重量は腰上に配置され、ずいぶん軽く感じるはずです。

(ピンとこない人は、米袋を脇に抱えて持ち歩くのと、肩に担いで持ち歩く事を
想像し比較してもらえればよいかと。
たぶん、重さが上に行くほうが楽なはずです。)

そう考えると、昔の日本人というか、風呂敷、やりますね。
もうタイトルを「風呂敷、考察」にしたいぐらいですが、

さすがに風呂敷でピストは現実感無いので(笑)、

とりあえず、

肩掛けさながらにメッセンジャーバッグを使ってる人は、
ギュッと縛って乗って見て下さい。
密着したバッグは重さも感じにくく、ずれにくいので、
相当走り易くなるハズですし、

何より、見た目がカッコイイです。

でっかいバッグをコンパクトに巻きつけ走るメッセンジャーの
背中は、やっぱカッコイイですね。


ってなワケで、その使い方を踏まえて、
自分の手持ちのカバンとか、今後紹介出来たら、と思います。


自転車ファッションを考える3

以前書いたログの、
『服装の制約』ってナンデスカ?

って事を書きます。

自転車用に作られていない衣服でピストに乗る場合、

快適云々の前に、危険を回避する必要があります。

まず、
服装で危険ナンバーワンは、

やはり、パンツの裾。


フルレングスのパンツ履くなら、
右足(チェーンリング側)の裾を必ずバンド等で巻き付けておかないと、

ギアとチェーンの間に裾を巻き込まれ、
重大な事故、怪我に繋がる事があります。

自分も昔それでデニム裂けましたし、
某たこ焼き屋の店長は昔そんなニックネームだったと記憶しています。

靴紐なんかも、同じ理由で気をつけて下さい。


余計なモノは着けたくないぜ!

って人は、
ピタピタのスキニーデニムなんか良いですし、
レギンスとかもイイでしょうね。

レングスに拘らないなら季節的に七分丈がお勧めです。
膝も出ないし、裾も巻き込まれない上、
なんかシャレとります。

必然性のあるファッションは『スタイル』へと昇華する気がします。

さて、

次はグローブですが、
夏場の暑さには、やはりフィンガーカットグローブです。

戦隊モノやその筋の人達を彷彿させるフィンガーカットグローブですが、
抵抗があるのは最初だけ。
使ってみればこの上なく快適で、
しかも意外とカッコ良い。

…なんせヒーローも使ってますからね…。

お勧めは自分が愛して止まない
ノグのコレ
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なんですが、生産終了してるそうで…。
買い直したいんですが、
どっか売ってないですかねー。


さらに快適さを求めるなら、
風になびいたり、風を孕む様な服装を避けると良いでしょう。

タイトなTシャツや、フードの無い服装が理想…


気がつけば

ずいぶんサイクリングジャージに近づいてきました。 

がっつり走るならもちろんジャージが良いって事ですが、

普段乗りで、なおかつ自転車を楽しむなら、
その機能を模倣した自分らしい服を選ぶ事が、

やはり楽しいのではないでしょうか。

ちなみに自分はパーカーも頻繁に着てます(笑)。


今回もまっさりしたオチですね・・。


Met SineThesis

もうギャプランしか思い浮かばないシルエットですが(笑)、
METのフラッグシップモデル、シンセシスです。
P1120388.jpg
ジェルパッドが頭皮に当たる部位に装備され、
面でなく点で頭部と接触する構造のため、べったりせずに
しかも軽く、

軽快な被り心地です。

空気の流入口も大きく開いているので、
頭皮の気になる30代にも安心(笑)。

しかし何より注視したのは、このカラーリングとデザイン。

この手のロードメットは被ると、こんもりキノコみたいなシルエットになるのですが、
これはそうでもなく、むしろカツラ感覚。

艶のあるテカテカ塗装が多い自転車のメットですが、
小さな帽体をぎゅっと引き締めるつや消しブラックが
より精悍に見せ、
都会の街並みに溶け込みます。

レースでの目立ち度は分かりませんが、
こういった高性能でありながらカジュアルに被れそうなデザイン、

もっと増えたらいいんですけどねー。

ナガサワ インプレッション

手前味噌ですが、

ナガサワも200km程走ったので、
インプレッションと言うか、乗った感想を。


結論から言うと、

『止まらない自転車』。

ブレーキングの話では無く、

やたら前へ進もうとするって事です。

固定なのでペダルが押し上げてくるのは当然なのですが、

突き上げてくると言うよりは
ペダルが自ら回転しようとして、走らされる感じ。

おかげで、軽く流すつもりで走っていても、
目的地に着いた頃には息があがってる、なんて事も。

逆に、
積極的に踏み込んで行くと、
ギア比を感じさせない軽い初動と、滑らかな加速。
これは楽しい。
極上のフィールです。


乗り心地は、
フロントタイヤのエアロスポークのせいか、
フレームの剛性が上がったからか、

やたらギャップを拾います。

放射組みしたホイールに乗ってる様な硬さと言えばいいでしょうか?。

反面それはタイヤが転がる感覚とも言えて、

コレも
『前に進もうとする』感覚に直結してる気がします。

しかし
路面状態が良好であればスピードが乗る程、直進安定性が高くなる様に思います。


総じて比喩するなら、
完璧に整備したカートで公道を走る様なものでしょうか。


乗り手の能力を限界まで引き出す様な、
ずいぶんスパルタンな乗り味になった気がします。


緩く流しても楽しいサブローザとは対極。


とにかく、
バンク走行させるのが楽しみです。

自転車人

季刊発行の自転車雑誌、「自転車人」
その006号です。
P1140208.jpg
2007年の冬に発売された物ですが、

「日本のビルダーを訪ねて」と言うサブタイトルの、
チャリ好きには非常に興味深いコアな内容。

当時の自分には斜め読み程度の知識しか得る事のなかった記事を、
実際に色んな体験をした今の目でもう一度読んでみたくなり、

本棚から引っ張り出してきました。

当然書いてある内容はあの頃と同じなんですが(笑)、
書いてある言葉の意味を誤解していた事に多々気が付き、

ビルダーさん達の生き方により深く感銘しました。
P1140210.jpg
(上の写真はアルミフレームで有名なIRIBEのスチールフレーム。
ちなみに高性能のアルミ窯は日本で5ヶ所しか置いてないらしいです。)
P1140209.jpg
(巨匠のページ。カッコイイす。こんな感じで、
20名前後のビルダーさんが紹介されてます。)


そして、度々ビルダーさんの口から聞かれる名前、
伝説のビルダー「梶原氏」。

ロウ付けした時点でセンターが出てたとか、
自ら工具を製作し、出来の良い工具には「梶原」の刻印があり、
今も有名ビルダーがその工具を使ってるとか、

いろんな逸話のある方のようです。

いつの時代にも突出した天才ってのがいて、
その人が時代を牽引したりする物かもしれないって、

漫画みたいな話が現実に生きてる事に、
わくわくする様な感動があり、

自転車界の奥深さを、
ほんの少し垣間見た様な気持ちになりました。

あと、この本にはBFF2006のレポートも載ってます。

NJSフレームに触れた人なら、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

ウチ来てくれたら見せますし(笑)、バックナンバーも購入可能ぽいですね。





自転車とスニーカー3

 
SUPREME NIKE SB 94

SUPREMEとNIKEコラボのスニーカーは過去に沢山ありますが、
有り物の限定品でなく、一からの新設計はコレが初めてだと記憶してます。

AJ1を意識したカラーリングがツボで購入してしまったのですが、
履いたボリューム感は、AJ1とは程遠いボリューム感。
がっつりスケートシューズな印象です。
肝心の履き心地は、
カップソールながら薄さを感じ、接地感がありつつも、
ソールは硬いと言う、

ピスト乗るには持って来いな感じ。
ルックスはクラシックってよりは、
モダナイズドされたクラシックバスケットシューズって感じでしょうか。

トゥクリップ通すには若干幅広ですが、
これも自転車漕ぐにはお勧めです。

年内、新色の展開ありそうですね。


SHIOKAZE'11 その2

そんな感じで、 

白熱したトリック戦もあれば、 
場を盛り上げるような人達も多く出場して大いに盛り上がったシオカゼ'11。 

リザルトや動画等、既に他のサイトで出回ってると思いますが、 

トリック部門、

優勝は
 
そう、


実力は拮抗しながらも、なかなか叶わなかった優勝を、 
この西日本最大のFIXEDトリックコンテストで遂に手にする事となりました。

彼とは話す機会も多く、たまに遊んでもらったりしますが、 
見ての通りの好青年です。 

まぁ、トリックやってる人で喧々した人はあまり見ませんし、 
殆どの人がイイ奴オーラ出まくってますが。

とにかく、ファニー君、本当に優勝おめでとうございます。
また飯でも食いに来て下さい。 

さて、

二日目のバイクポロなんですが、 
愚かな俺はカメラのバッテリーを切らしてしまい、 
初日夕暮れのショットを最後に写真がありません。 

ので、 
感想を少し。 


N畑師匠に誘われながらも見に行く機会も作れず、
それほど興味を持てなかったバイクポロ。

実際見ると聞くではまるで違いました。 

熟練した選手の打ち出す球は鋭く、 
それこそちょっとしたトリックみたいに見えます。 

自転車に跨り、マレットで小さな玉をゴール目掛けて打つ事自体凄いと思うし、 
それがスコンとゴールに刺さった日には、

見てるだけでもめっちゃ気持ち良いですね。 

3ON3で行われるゲームは、ぶつかり合いもあり相当激しいのですが、 
中には女子の混合チームもいて、そんな女の子がまたカッコイイ。 

プロテクターにヘルメットを付けて、凛としてゴールを見つめる姿は絵になります。 
撮りたかった・・・。 

競技用の自転車は様々で、特にレギュレーションは無いようです。 

そんな中、 優勝したのはまたも大阪。 

 「unti nuclear 本町」チーム。 

なんと、三人とも固定ギア。 

スキッドから放つショットはめっちゃカッコ良かったです。 
撮りたかった・・・。 

そして何より、 優勝が決まった時、
MVPのダイスケさんが吼えた、 

 「俺らが一番強えぇ!」 って言葉は、

胸に刺さりました。 

成し遂げた男の咆哮は、やはりカッコイイもんですね。 

自粛とか謙虚とか大好きな日本人ですが、 
こんな熱さがないとダメですね、やっぱ。 

シオカゼ'11、 素晴らしいイベントでした。 
関係者の方々、本当にお疲れ様でした。  
いちギャラリーとして、 十二分に楽しく、
感動させて頂きました。


SHIOKAZE'11 AYUMU編

 灼熱のトリックバトル繰り広げるSHIOKAZE会場に、

突如、

黄色い歓声と共に、

ヤンエグCEO、AYUMU登場!!
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騒ぐファンを宥め、
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「ありがとう」と言ったかどうか、ヘルメットを爽やかに受け取り、
自転車に跨り踵を返すと・・・
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P1130881.jpg

・・・えっ、びんぼっちゃま・・・!?


しかし、涼しい顔でギア比1:1の超ハイケイデンスで走り出すCEO。
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・・・が、ふりかえるとやはり、

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でも涼しげに手を振る余裕。


余裕からの・・・
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ジャンピング土下座(笑)。


P5141750.jpg
それでもまた、黄色い歓声に包まれながらあくまでも爽やかに去るCEO。


めちゃくちゃツボでした。

感動をありがとう、アユム君

やっぱ写真じゃ上手く伝えられませんね。
そのうち、誰か、動画とか上げてくれないかな・・・。



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