野辺山シクロクロス2014 DAY2

え、ここどこ…?

ソウ君がシャワーを出て身仕度する
物音で目を覚まし、
ここが野辺山のグレイスホテルである事を思い出し、同時に昨夜の記憶もほんのり蘇る。


…やってもうた…



楽しみにしていた、
ROCKでの昨夜の晩餐。

駐車場も想像以上に広く、
店に入れば、天上は高く、長いカウンター。開放感溢れる店内に楽しくなってくる。

さすがに10数名の人間で囲めるテーブルはなく、自分達は離れた小さな席に3人で座るが、今思えばこれは正解だった。

…この段階であのトークショーをやってたら、と思うと、ゾッとするぜ…

他の客席もよく見るとクロッサーばかりで、そのうち、
軽く立席して挨拶しにいったりする人もちらほら、ちょっとした披露宴みたいになっていた。

まぁ誰を祝福するってワケでもないけど、
一生懸命走れた自分と仲間を讃えあうにはお誂え向きだろう。

そのうちオグさんとチャンヌが席に来てくれて、この後良かったら一緒にどうですか?と誘ってくれるそのオグさんの顔を見てギョッとする。

オグさんの綺麗な顔が傷だらけに!?

聞くと、レース終盤で後方から先頭グループまで追い上げ、俺とナイトーさんの背中を捕捉した辺りで、フライオーバーから顔着したらしい。

『モッツさんとナイトーさんの背中が見えて嬉しくてね〜』と陽気に語るオグさん。その語り口がレースと言うより、
友達とジャレあって遊んでる感じで、
なんだか嬉しい。

でもその後、
ブレーキが泥詰まりで動かなくなったのを、リリースしてそのまま走ったとか…。
あの後方から追い上げてくる実力といい、
オグさんはやっぱ尋常じゃない。

クラフトビールが自慢のROCK、
何種か飲んだが、
全部美味かった。

酒が美味く感じるのは、
酒そのものの味、料理、そして雰囲気。

この三つが高いレベルで揃う時、
その味わいは何倍にも、
その思い出は何倍にも輝き膨らむ気がしていて、

全部美味かった。

…味が分からなかったワケでなく。

何よりtkey君の愛息ふーちゃんの可愛さよ…。リンちゃんとの絡みに大阪のオッちゃんは激萌えでした。

さてエンモタケナワ、ここらでお開き。
どうする?オグさんとこ行く?とヨッシャンに聞くと、

『何言ってんすか、せっかくなんですから今日はCC.jpの皆と飲みましょう』

そりゃそうだ。
しかし気を使わせてる気がして、
なんだか申し訳ないなぁ…


そう思った気持ちはなんだったのか。

319号室。
tkey君がKINFOLKチームの為に用意してくれた部屋で、宴が始まる。


テーブルには大量の美味そうな酒が並び、
群馬の人達や、マッコイさんもあまりにも上手に話を聞いてくれるもんだから、
調子に乗って喋り続ける。

江口さんも『Blogのモッツさんとリアルなモッツさんが、今繋がりましたよw』と。
俺はグラス片手にニヤリと返し、
また話始め、
そこにソウ君の合いの手が入る。

(舌の)ケイデンスは180を優に超えていた。

モッツ独演会。

ふとグラスを口に着けた刹那、しん、として、ハッとした。

…ヤバい、皆、若干ひいてる…?!

冷や汗が背筋を撫でる。

…どうする?、

いや、

……いけ!

意を決して再び話し出す。

だがネタがない。
そしてついに禁忌の技に触れてしまう。

『酔っ払った時の失敗談を酔っ払いが語る』。これだ。

だが俺は気付かない。

今まさにこの時こそが、
新たな酔っ払いの失敗談になっている事に…


8:00時にロビーで江口さんと待ち合わせだ。1人で温泉に入り(温泉好き)、身仕度して車に乗ると、窓が凍結している。会場ではフライオーバーがアイススライダーになってるそうだ。

四人で会場入り。
晴天で昨日よりも賑わって感じる。
raphaの泥Tは速攻で完売するらしく、今年も買えなかった。

MOZZCOFFEEの設営をお手伝いして、

美味いコーヒーを飲んでると、
raphaのヒロくんが、会場の横に
CXコースがある『ふれあい公園』があって、凄い楽しいよ。行ってみたら?
と教えてくれて、
レースエントリーをしてないので、
C3の応援をしてから向かおうと。

前日のレースじゃメカトラに泣いたマッコイさんの気迫の乗った走り。
23/85位とCX始めたばかりと思えば凄い成績!。何より走り切った後の充実感に溢れる表情に、こっちまで気持ち良くなる。
関西CX、C3のライバル達も軒並み上位。ちょっと焦る。

そんな焦る気持ちを払拭する様に、
いそいそとジャージに着替えて、会場を出る三人。
緩く下る長い直線をダーっと走る。
快晴。
風は冷たいが、気持ちがいい。

公園に入ると、
なんと『シクロクロスコース』と書かれたマップが。

全国探してもこんなの、
ここしかないだろう。
ショートコースとロングコースがあり、
とりあえずショートから。

殆ど勾配は無く、森の中をウネウネシングルトラックを走る、天然のシクロクロスコース。所々に矢印の標識がある。

ちょっとアスレチックぽいのもテンション上がる。ぬかるんだ腐葉土は想像以上に滑り、どうって事ない所ですっ転ぶ。

溝の上に掛けられたベニヤ板の橋も、
ちょっとトラクションを掛け損じれば途端にリアが空転して転びそうになる。

8の字練を思わせるS字カーブ、硬いダートでグリップを稼げば速度が乗る。

思いっきり走れば、あっとゆう間にブレーキの上に泥ダルマが乗っている。

これは…、楽しい…。

レースでも無いのに泥だらけになる三人。
近所にあったら毎日来るだろう。

楽しい時間はあっとゆうま。

オッさんになればなおの事だ。

気が付くと四人、
行きと同じくランクルにすし詰めで
高速道路を走っていた。

帰路も雨の中となった。
車内では運転してくれてるヨッシャンとソウ君が眠くならない様に話続ける。

CC.jpの人達、ホンマみんなエエ人やったな、と切り出したが、
ただ楽しいだけでなく、彼らは実際速い。
ロードバイクがメインとはいえ、
未舗装もいわゆるグラベルロードもガンガン走る集団。
京都のSKRKと同様、練習は行なわず、あくまでライド。

これだけでも相当スタイリッシュなイメージだが、是非彼等の動画を沢山の人に観てもらいたいと思う。

最近、自分の脳内に出来上がりつつあった、MTB最強説に待ったをかける事実だ。

本当にシクロクロスは面白い。

そしてあの、
ふれあい公園のコースは楽しかった。
レースは当然燃えるし、
その充実感は中々得られるもんじゃないけど、
自転車をコントロールする、という楽しみ、がむしゃらに進む面白さ。
あらためて思い知る。

共有出来る仲間がいればなお良い。


公園からの帰りは、

当然、登り。しかも向い風。

だが、晴天の下に、アスファルトの真っ直ぐな道。左右は緑。
これだけでテンション上がるのは、
自転車乗りだけなんじゃないか?

そんな事を思いながら、ソウ君に
話しかける。

『なぁ、会場まで競争せえへん?』

『…いいですよ。』

『よっしゃ、ほな行くでー!』

思い切りクランクを回す。

ヨッシャンが並んでくる!

負けへんで!

息がつらくて下がる頭を持ち上げると、
登りの先にソウ君が見えた。


その向こうに真っ青な空。

やっぱり、
今年も野辺山に来て良かった。

自転車乗りはいつも、
息の上がるその先に、

幸福感を感じてしまうものなのかもしれない。








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