淡路の夏〜ゴール編

フェリーを待つ7人は、
帰り支度をしながらも口数は少なく、

とにかく、
走りきった余韻に浸っていた。


汗と潮でベトベトの身体とフレーム。

とにかく早くシャワーを浴びたい。


そのころモッツ家では、

前田さんの妻、トモコさんとウチの嫁が、
二人で打ち上げの用意をしてくれていた。


フェリーに乗り込んでからは、
あっとゆーまに明石駅へ着き、

テースケさんは車で、
残りの6人は電車で。
R1005793.jpg
ヨッシャンは神戸の人なのに、
下車せず大阪まで来てくれるという。
中々の男気。

一度家に帰ってから向います、
とアキラさんは途中下車。

大阪に着いてウエキュンは翌日嫁の誕生日なんで、
と、帰る事に。

とりあえず、堀江まで一緒に踏もう、

と、夜のなにわ筋を5人でライドするのも楽しい。

しかしもう、30km/h出すのもキツイ、というか、
一般道で速く走るのは信号の制約や注意の対象が多く、
やはり淡路島の様にはいかないな、と思い知る。


『淡路島ライド?わざわざ何の為に?ご苦労様ですねー(笑)』

と、誘えば断られる事もあった。

何の為?

自転車の持つ本来のスペックと、
自分のスペックを存分に引き出せる
環境が、こんなに近くにある、

それだけで十分だろう。

でもそれは、

自転車が本当に好きで無ければ
思いつかないのかも知れないし、

スペックを引き出された自転車は、
より魅力的。

そして自分の限界を知って、
まだ頑張れると思える。

こうして俺達はますます、
自転車バカになっていくんだろう。


中之島の橋と橋の間は飛ばせる区間。

下りを使って思い切り踏んでみる。
が、
もう、35kmで頭打ち。

皆、もう頑張らんでエエやん、と笑っている。

そうやけど、
見慣れた街を皆で走るのも悪くない。
貴重なライドだ。

長堀を過ぎ、立花通り手前でウエキュンに手を振る。

男4人、どやどやウチに入ると、
唐揚げの匂いが途端に胃袋をくすぐる。

テーブルに広げられた冷麦パーティーの用意。
R1005903.jpg
そしてやっと、ビール。

夢見心地で、
今日の不甲斐なさを笑って話し、

今日の頑張りを讃え合い、

レーパン焼けで見事に二色になった
脚を見て、笑う。
R1005904.jpg

そしてやはり、
また走りたい、そう思う。


総走行距離129.5km(グーグル調べ)。


ライドはまだ、終わってない。


今は気持ちがイイが、

明日の朝には、
きっと今回の7人共、
160kmを思うだろう。

アワジパーフェクトライド。
銘打ったからにはきっと必ず。

しかし、

今はとりあえず、今日の達成感と、
この楽しみに続きがある、その幸せに酔う。

無事に帰れた幸せに感謝し、
どうゆうワケか集まってくれた皆に感謝し。
最後まで応えてくれた相棒に感謝し、

興奮と眠気の境界線をボヤけさせる
アルコールに揺れ、

誰かの寝息に誘われるように、
気が付けばシーツに身体を投げ出していた。
















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