淡路の夏〜スタート編

疲弊した顔。

潮風に赤く焼けた肌。

乾いてはまた、滝のように流れる汗。

ゴール地点に着いた7人は、

沈みかけ、
薄暗く西の空を照らす弱い日差しの中、

帰りのフェリーを待つ。

かくして、
淡路パーフェクトライドは失敗に終わった。


そのフェリーのシートに腰を沈め、
眠るように今日を振り返る。


時は戻り、

AM6時。

まるで遠足の前の子供の様に早く目が覚めた俺は、
紺色のMAKINOにのるウエキュンと二人、
輪行で明石を目指す。
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今日のギア比は2.88。
まだ見ぬ噂の『モンキーパークの峠』を登るには
やや重いか、
しかし下りが辛いと聞くと、軽すぎる気もした。
この辺のギア比の「読み」は、シングルギアの面白さだ。

明石には7時過ぎには着き、
待ち合わせ場所のスタバで朝飯を食う。
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何人集まるだろうか。

集合時刻7時50分。
集まったのは5名。

フェリー乗り場でTKC代表のテースケさんと合流。
これで6名。

誰かが、
『アキラさん、ツイッターでしきりに自転車の準備した、
って書いてたで』
『いや、でも正式な参加表明はしてないんでは・・?』

そう話してると、
『フェリーにギリギリ間に合うか、ですわー』
とアキラさんからツイッター。

まじか、
あと5分なんやけど・・・と、
表に出ると、

車道を必死に輪行袋担いで走ってくる
アキラさんの姿!!

はぁはぁ言う彼に間髪いれずに
チケットを渡し、フェリーに駆け込む。

乗船し、
既に100km走りきった風体のアキラさんを
皆で賞賛して迎える。
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これで7人。

まず、
バイクは自社取り扱いブランドの『KINFOLK』
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登りの速い前田さんは、自身と同じ名前の競輪フレーム『m-idea』。
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入荷未定ばかりで全く手に入らない海外のトラックフレーム、
『LOWBIKE』を駆るのは、
そのサイズに見合う恵まれた体格のソウ君。
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飛び込み乗船のアキラさんは真っ赤な『MAKINO』に
携帯ホルダーに予備チューブ、ボトルゲージ2本付けの重装備。
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同じ『MAKINO』のウエキュンはゲージに
ペットボトルで、休憩先でボトルごと入れ替える作戦だ。
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テースケさんは今回ロードの『TONIC』で参加だが、
自転車乗りとして格上の人が先導してくれるのは本当に
助かる、と、牽いてもらう気満々。
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そして俺の『NAGASAWA』ツーリング仕様で、
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ロッカーに荷物を詰め込み、
自己紹介も程々に、自転車に跨り
ペダルを踏み込む。

山の峰にかかる灰色の雲が見える、
自転車乗りにとっては丁度良い天気。

湿度はやや高いが、
海岸から吹く風が冷たくて気持ち良い。


そして、

7人でこれから160kmは走ろうかというワクワク感が
むずむずと胸中に湧き上がり、
ニヤける口元を抑えられない。

ちょっと出だし遅れたアキラさんを信号で待ち、
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そこからテースケさんの「お試し巡航」速度が、
やや上がる。

25〜30km前後の速度、
ふと皆の顔を覗けば、
ええオッサン達が子供の様に嬉しそうな顔してやがる(笑)。

ふと背後から「めっちゃ気持ちイイっすね!」と、
声が上がる。ウエキュンだ。

来て良かったやろ?と無言で促し、
海岸沿いのヤシの木の並木道を、
飛び上がりそうな気分を抑えきれず、
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俺は歓声を上げて駆け抜けた。



続く







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