ママチャリ魔改造その1



『ママチャリはいいね、リリンの生み出した文化の極みだよ』

と、

カヲル君が言ったかどうか分かりませんが、

あれほどの能力をたった一万円前後で誰しもが獲得出来るワケですから、
先のセリフもまんざらウソではありません。

さて。

少しヤング向けにデザインされたママチャリで、
片道15k程の通勤をこなす、

後輩「ウエキュン(仮名)」。

英字新聞片手に手早く仕事をこなす俺の右腕。

ヤングなデザインに気ぃ良く通勤する彼は、
ある日ペダリングに不快を感じる。

まぁ、
バイクのエンジンも
原付からリッターまでオーバーホールしてしまうアナーキーなヤツなので

当然の如くママチャリをバラし始め、
BB の不調を確認。

近所のウエパーで2千円程の「タンゲ製カートリッジ式BB」を購入。


それが魔界に魂を売った瞬間だった。


本体代金の約5分の1の価格。

当然その効果は絶大で、
彼に新しい走りの世界を垣間見せたらしい。

『…これならマウンテンバイクもカモれる…。』

そんな夢を彼に見せるには、十分過ぎる性能だった。


速さにとり付かれた彼は、

関西の誇るディスカウント自転車パーツショップまで徒歩3分の好立地を活用して、
本気で街乗りマウンテンくらいなら軽く追い越せる仕様にする計画を企てる。


最初に目をつけたのは、ポジション

回転系が脆弱な事は承知の助ですが、やはり金がかかる部分。
例のショップへ行けば、ポジションを出すパーツは格安でゴロゴロしてる。

そこで、

ロードステムと金色のライザーハンドル、
シートポストにサンマルコのサドルを激安で購入。


ぐっと前に突き出すステム、
戦闘的なフォルムのサドルを高い位置まで伸ばし、
泥除けを外す。

さらに、ギア比を上げる為にピストクランクを購入。

コレも特価品だが、ハンドルと同色の金。
紺色のフレームに映えるカラーリングだ。

そして、後輪の内装3段を使えば、
トップギア比は実に3.8と言う。

下り坂なら俺のピストじゃ追いつけないだろう。


ある朝、
ロッカーで着替える俺の背後で彼が呟く。

「今朝、マウンテンぶち抜きましたよ・・・」

おっ、おぉ、そーか・・。
じゃぁ次は車輪やな(笑)。

と応えると、

「エンド幅、計ってみたら120なんすけど」


・・・やばい、コイツめ、本気でピストのハブ入れる気だ・・・。


「てるてる」で買ったママチャリは、

眠れる野生を開花するかの如く、

利便性と引き換えに

「スピードの向こう側」を、

手に入れようとしていた。




・・・ってか、
イカレた後輩ばっかでホンマちょっと恥ずかしい(笑)。
面白いですが。

まぁ、続きます(笑)。
そのウチ写真も掲載予定。


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