バンク。

以前から興味があったバンク走行。

前田夫妻(いつもお世話になります)からのお誘いで、ついに実現する事に。
しかし、せっかくのバンクなのに肝心のトラック用フレームは折れてしまっているので、

サブローザで挑むしかない。


まぁでも、
厳粛なる競輪場に、
ドクロの絵とか描いちゃってるフレームを持ち込む事に、
ちょっとしたカタルシスを感じてしまうのである。


びば、
はーこーっ!


である。


とにかく、
ストリート仕様のまま行くワケにはいかないので、
バンク向けに改造しなければ。


とりあえず、
ハンドル、ステム、
タイヤ、ペダルってトコでしょうか…。


詳細は次回。

サブローザバンク仕様

さて、

まずは足まわりの変更。
とにかく32cのタイヤを細くしなければ。

フロントは折れたフレームから引っ剥がした20cを、
リアは、あの大阪トニー氏より頂いたザフィーロ23cを、3年の眠りから覚ます(笑)。


ホイールはそのままH+を使用。
夏に換装したボアードのベアリング、やっと本領発揮てトコですな。


次は操舵系。

当然ここは日東の競輪ドロップ。

剥がれた塗装がまたハーコーな感じって言うか、
…まぁ汚いだけか。


ステムは純正に戻す。
これが意外にハンドルとサイズばっちりで、
シムも噛まさず装着出来た。


これでずいぶん細チャリらしくなったが、

最後はペダル。


ここに眠らせていたカスタムヌーヴォをおごる。
ストラップは当然ダブル。

が、クリップはスニーカーに合わせてプラ製ってオチ(笑)。

肝心のギア比は2.625と変更無く、
バンクでは軽すぎな気もするが乗り馴れたギア比で挑む事に。


サドルはもちろんこだわりの
純正ピボタルですが何か?


…さて、
こうして完成したバンク仕様、

見た目意外とイケ…て…

やっぱりフロント辺りのクリアランスが広すぎて気になるか(笑)。


まぁとにかく走ってみなけりゃワカランすね。



こんな仕様変更をあれこれ考え、
プラモみたいに簡単に換装出来るトコもピストの楽しさかと。


やっぱ、ピスト楽しすぎる…。


走行会

まず一回目は、
滋賀の大津競輪場へ。


駅まで試し乗りを兼ねて自走。


ドロップを握ると、
ヤル気なポジションに、やはりピストはドロップやなー、と感じる。

サドルはもっと上げないとな…。


で、踏み込んでビビる。
驚きの軽さ!

1センチ近く細くなったタイヤとカスタムヌーヴォの組み合わせは、
地面を滑ってるかの様な軽さ。


このペダルは本当に回りが抜群で、

換えて直ぐ効果を実感出来る代物だ。

競輪フレームに乗ってる人には是非交換をお勧めする。


それに加えてタイヤも交換してるので、

軽い軽い。


しかし、楽しい反面、バンク着くまでにギア比が軽すぎる事にも気付かされ…。



初のバンクでは、
心臓破れるかと思う高回転(笑)。


しかし、無心で踏んで回し続ける爽快感、

バンクに垂直にへばりつき、
傾く視界から加速するスリルと興奮は、


ちょっとヤミツキになりますよ。


ヤバい、ピスト楽しすぎる…


明石バンク

Akiyaさんの企画する明石バンクの走行会に参加させていただきました。

マイヘルメットを持たないワタクシに、
前田さんは気前良く愛用の現場メットを貸してくれた。


感謝の意を表すため面白い事言おうとして、


俺『俺が現場メットは空力的に有利だって事、証明してみせますよ!』

前田さん『…あ、うん』

何故かウケなかった。
なんでだろうか。


とりあえずコースイン。

皆の自転車を借りてみて、自分に最適なギア比を考察。

だいたい皆ギア比3前後で、
自分のギア比が軽すぎ(2.6)な事は承知ですが、
好きなところで加速しやすい軽ギアも中々魅力的。
反面、トップスピードは伸びない。

となると、
2.9ぐらいが自分は気持ち良く踏めるかも知れないな…


などと夢想しながら、
前を走るエアロフレームについて走る。

引っ張ってもらってるにも関わらず、ついて行くのがやっと。

しかしラストスパート、 一気に外からまくりにかかる。

足が忍者君みたいにぐるぐる回って、
脾臓の血液が空っぽになる。


ヒーハーっ!


わき腹痛て〜とか思ってると、さらに外から抜かされた。


いやー、
まるで相手にならんなー(笑)。


チャリ降りたら膝はガクブル、めちゃくちゃ気持ち悪いし…。


しかしそれでもやっぱ楽しい。

年内は無理でも、来年また来ます。

 次は自分のメット持ってきます(笑)。

写真は神戸のシュウ軍曹。


OCFバンク走行会 400m編

一般人がバンク走行する機会はまだ少ないのか、
自分もまだ数える程しかバンクを走っていない。

しかし、
一度走れば自転車好きなら必ずヤミツキになるであろう、
興奮がバンクにはある。


そんな中、

今回、
OCFのヨウ君が、
プロ選手の監督さんと折り合いをつけてくれたお陰で、

バンクを間借りさせてもらい、
OCFバンク走行会を開催出来る事に。


自分にしてみれば日曜日の走行会は願ってもない。

気がつけば参加者は30名を超え。

趣味も行き過ぎた感のあるバイクがズラッと並び、テンションも上がる。

早速着替え、
ギア比を上げた準備万端なnagasawaでバンクに入る。


乗り慣れないギア比に多少戸惑いながら、

バンク斜面に向けて加速。

とにかく踏み込みに素直に応える車体に感激しながら、

試走を終え、400m計測。
プロ選手の監督さんがスタートさせてくれ、
イイ感じで走り出す。


と、
なんだかワカラんウチに400m走り切った。

一瞬だったなぁ…

と待機所に戻ると、
見ていた妻が、監督さんがフォームを誉めてくれてたと教えてくれた。 

得意になってタイムを見に行くと、


『 ……。』


ま、

まぁ以前計った時よりは1秒程は速くなってるけど…

ガックリしながら後を見てると、

なんと29秒台を叩き出す若者登場!
彼、見るからにメチャメチャ速かったからなぁ…。


400mが終わったら、
次は

『エリミネーション』。

デスマッチ的なゲーム性の高い競技。
遅いヤツから脱落していく、要は勝ち抜き戦。


興奮気味に出番を待ち、 次回に続く。



・・・え、

400mのタイムですか?

まぁ今度飲んだ時にでもお話します(笑)。

OCFバンク走行会 エリミネーション篇

エリミネーションとは。
複数名でスタート、
一周する毎に最下位の者は脱落。

最後の一人になるまで周回を続けるという、
至って単純なサバイバルレース。


故に、
駆け引きが功を奏す、

そんなレースなので、

皆、スタート直後は顔色を伺いながら走る。

無論そんな駆け引きが出来るワケもない俺は、

行くとも行かない集団を 尻目に、
一気に集団を飛び出した。




時を戻しレース前。

400mの疲労も多少抜けた頃、
エリミネーションの説明とチーム分けが始まる。
10名1チームでA班とB班に別れ、

俺はB班に。

先行のA班のレースを参考に出来るのは有り難いし、
400Mを29秒台で走った彼がA班だった事も、
多少の期待を抱かせた。

一周につき一人脱落なら、10人で走ると9周。

実に3.6Km走。勝負が着くまで時間がかかるな、と思っていたら、
考えてみれば途中脱落も当然あり、

A班のレースは思うより早く終了した。


さて、出番が回ってきた。

まず、隊列を整えるためのローリングスタート。
P1140764.jpg
集団で周回して、スタート位置のハンデを無くすスタート形式。

しかし、スタートラインを超えても、
中々皆、前に行こうとしない。

先を考えれば、誰かの後ろで足を休めるべきだし、

しかし、最後尾のままラインを超えれば、そこで失格となる。

誰もが互いの出方を伺っているその時、

ペダルが足を回した気がした。

そのまま先頭に踊り出る。


・・・ここまで出たら、行けるとこまでチギるしかない・・・


そこから加速を始め、集団を引き離しにかかる。
bank1.jpg
(写真はユウヤ君提供
 
とりあえず勝負事の基本、抜いたら振り返らない。

一応足を残そうと、そこそこのペースで飛ばすが、
3周目あたりで息苦しくなり、
4週目のゴールライン手前で上体を上げた、

その時、

背後まで来ていた3台が死にもの狂いで抜きにかかってきた!
P1140771.jpg

4週目のラインを切り、なんとか喰らいつこうとするが、
もう足が言う事を聞かない。

足が完売ってやつだ。

ほどなくチギられ、
赤線に降りてリタイア。

深呼吸かため息かわからない大きな息をひとつついて、
P1140773.jpg
レースは終わった。

(反省編につづく)


OCFバンク走行会 反省篇

エリミネーションから戻ってくると、
拍手と失笑の嵐(笑)。

そんな事より、太ももがビックリするくらいパンパンで、
こればっかりはトレーニングでもしなきゃどうしようもないな、

と思いながらフリーギアの変な自転車(蟹型)を逆コギして乳酸を抜く。

よく、趣味乗りしてるライダーから

「バンク行ったら足回りきるんで、ギア比上げた方がいいですよ」

って話を聞きますが、
これは、よっぽど軽ギア(2.5とか)で無ければ、

単にペダルに足が着いて行ってないだけではないかと思うのです。

そこでギア比を上げればクランクはゆっくり回るので足は合うけど、

当然、重くなるので踏み切れない、

スタートでユラいだり、ここ一発で全然踏めなかったりするのではないでしょうか…。

ほなどうすんねんって話なんですが、

本格的にトレーニングしてたり、強脚を隠し持っていない限りは、

乗りなれたギア比でしっかり踏むトレーニング
でもしてた方が、まだマシなのでは、と思います。


さて、
それはまた次回のバンク走行で確認するとして、

ふと気が付くと以前一緒に淡路島ライドしたシオちゃんが、
教官に口説かれスカウトされていました。
本当に女子競輪の選手になったらビビリますが、
本人、どうやら前向きっぽいので、彼女が女子競輪の星になるよう、
ミンナで応援ですね(笑)。

でも、遠目に見ればカップルにしか見えんし。

とにかく、

どうにかこうにか今回のイベントは終了しましたが、
結果はともかく、
趣味で乗ってる分にはバンクは本当に楽しい。

すっかり火がついて、色々練習場を探すのですが、
個人でスッと走らせてもらえるバンクは殆ど無いようです。

もし、バンクに興味持ったなら、
こんな走行会に参加した方が、
安全な走り方や作法なども教えて貰えるのでお勧めです。

ちなみに、プロカメラマンのユウヤ君がスライドショーを
作ってくれてますので、貼っておきますね。


彼のブログも流石に良い写真が多いので、
是非。





BANG KING 2011

盆の帰省に合わせ、
少しだけ顔出す事が出来ました、

BANG KING2011。
P1150005.jpg
昨年の女子部チャンピオンのアイノちゃんは、
なんとその後、ガールズ競輪の世界へ。
そんなトレーニング中の彼女もエキシビジョン的に参加。
P1150039.jpg
さすが、まったくブレません。
踏んでる姿はイカツイ!!
普段はニコニコといつも楽しそうな可愛らしい女子なんですが…。


それにしても、バンクを走るピストはやっぱカッコイイですねー。
P1140985.jpg
TKCこと、テースケさん。

P1140908.jpg
コンチ君。

P1150033.jpg
前田夫妻(妻)。
鬼の走りです。

P1150022.jpg
カッコイイピストだらけで・・

P1140904.jpg
前田夫妻(夫)も、
まさかのCORIMAディスク?!(提供元

ナドナド・・・

ピスト見てるだけでも楽しいし、
会場の雰囲気も独特。
主催のオーガナイズドっぷりもハンパなくて、
ほんまに良いイベントなんだなー、と思いました。

見てるだけでもエエ感じですが、
来年は絶対走りたいですね。

岸和田競輪場走行会

初めて競輪のレースを見たのはこの岸和田競輪バンクで、
地下ゲートから選手が登場する様は本当にカッコよく、
まさか自分がこのバンクを走れるとは、
P1150110.jpg
と感激しながら、
競輪選手と同じ様に地下ゲートからバンクに入場します。
P1150106.jpg

温泉街に引っ越した筈のアンダーソンも凱旋したFLYSレーシングや、
P1150098.jpg
ヨシ君筆頭に男女とも圧倒的な強さを見せ始めた、新鋭チームブル、

地元ピストショップETのタカさん
P1150099.jpg
率いるETクルーと、

ピストムーブメント出身組だけでもかなりの人数で、

もちろん、

元となる地元愛好会の皆様も大勢参加。

故に、かなり詰めツメのスケジュールで、
200Mハロン、
1000M、400M、最後は競輪と、

炎天下に加えインターバルの短い、
ハードな走行会となりました。

しかし、シオちゃんがメチャクチャ速くなっててビビッタ!
さすが元国体選手「白い彗星」仕込み!
なんと俺より1秒速いっつー、なんとも複雑な心境…。
P1150108.jpg
もう、調子悪かったとか言い訳するの疲れました(笑)。

ヨシ君にいたっては、
元競輪選手の人もビックリするくらい。
スカウトしたがってたなぁ・・・。

さて、俺はっつーと、
前回のバンクからもタイムガタ落ち。
全種目過去最悪の成績となりました。

実は、NAGASAWAに前回のバンクから一度も跨ってないっちゅーサボり様。
P1150101.jpg
巨匠すんません、女の子に負けました(涙)。

とりあえず、ケチってランドナーでバンク走るのは止めよう…。
そして、ちゃんと練習しないとですね・・・。

しかし暑かった・・・。

そして、一行は打ち上げへ。


(つづく)

岸和田競輪場走行会の後

灼熱のバンク走行会は終了。

飲み放題の水とスポーツドリンクは飲み干してしまい、
乾いた喉を潤したいっすね、とタカさんに持ちかけ、

「そば・・・ザルソバが食いたいっす。」

と呟く俺のワガママに、

「じゃぁ行きましょう(笑)」と快諾して、
ワザワザ蕎麦屋を探してくれました。

本当に心の広い方です。

実は、
ET店長のタカさんはサーファーで、

海外ではよく、
「ピストはサーフィンに似ている」的な例え方をしてる様なのですが、
日本で、関西で、ソッチからピストに入った人は実は初めてお会いしました。

故にか、海の如く心が広い・・・とか思いつつ、

蕎麦屋到着。

ホンマにいい店で、写真撮り忘れるほど美味く、
全員(13名)で店の蕎麦を食いつくすモノの、
残念ながらアルコール類が置いてありませんでした。

そこで数名と別れた後、

ピストショップETにて乾杯を。
初めてお店にお邪魔したのですが、
フレームからパーツまで、「おおっ!これ欲しい!」ってモノが本当に多くて、
ツボついてるなー、と思いました。

トリック系のパーツも堅実な品揃え、
なによりも、
NJSフレームが豊富に揃ってます。

さりげなくも整然と並べられたフレームのディスプレイは
サーフショップのボードみたいに、選ばれるのを待っているかのよう。

この自然な陳列感が本当にカッコイイです。
店構えの雰囲気も凄くカッコイイのですが、
やはりタカさんの人柄に、常連のピスト乗り達は惹かれるんでしょうね。
そんな気がします。

さて、

皆で缶ビールで乾杯した後、

タカさん行きつけの「ホルモン鍋屋」で、
飲みなおし。
あまりの美味さに、
酔った俺はイラン事をべらべらと語ってしまいました。
俺は本当にカッコ悪かった…(笑)。

タカさん、ご馳走様でした。

そしてこの日ご一緒した皆さん、
また改めて飲みなおしましょう(笑)。



で、この頃にはバンクの記録とか忘れて、
いい気持ちで電車で帰る。

ま、大人の休日満喫って事で(笑)。


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