ブレーキ


散々論じられてきたブレーキ論ですが、

あえて蒸し返します(笑)。

まぁ書きたい事はヤマ程あるのですが、


ブレーキ論でよく聞く
『覚悟』って事について少し。


『俺は死んでもいいからブレーキ無し』

と勝手に『覚悟』を定義され、お前が死ぬのは勝手だが他人は巻き込むな…、
と、続くワケですが、


逆にブレーキがあれば覚悟は要らないのでしょうか。


車の運転でも、
免許があれば覚悟は要らないのでしょうか。


車でもバイクでも自転車でも、

生身の人間より優れた力を簡単に獲得出来るワケで、

その力を手にする覚悟があるのか、って話です。


死んでもいいとか
怪我させてもいいとか、

結果の話をしたら、
交通社会で生きてる人間は皆同罪です(笑)。


で、
となればルールの話になるのですが、

技術や能力の最大公約数的なルールってのがやはり多く、

その制約を受けて失う物があり、
それを嫌う人達も居るって話。

ずいぶんざっくりとハショリましたが(笑)、


分かりやすく言えば、

俺の思想を、
自由を侵すような、
納得出来ないルールには従いたくない。



まぁ色んな人間の居る社会の中で、

自分だけのルールで生きる事は難しいですが、

自分なりの考えを持ち、
自分なりに正しい事をしたい。


免許を持ってるから許されるんでなく、
持つ事の意味を考えたい。

後ろ指をさされても、
自分達のルールに自分達で気がつけたらと思う。


そんな奴らとなら、
きっと美味い酒が飲めるだろうなと(笑)。


まぁ、
詳しくはパンクスやロックンロールを勉強してください(笑)。

話を戻すと…


ピストのブレーキ。

法とか精神論は置いといて、

結論から言えばキャリパー無しで止まれます。

出してるスピードにもよりますが、

20k以下なら普通に停車出来ます。


考えて見れば後輪ロックする程の制動力って中々のモンです。


ただ、
ちゃんと練習した場合のみですが。

急勾配の下り坂なんてソコソコテクニック必要ですし…


外す事は全然お勧めしませんね、やっぱり。



そんなワケで、
昨日、
前後ブレーキ付けました。


…まぁ、
フリーにしたからですけど。


あっ、

たまにフリーで後ろブレーキ外してる人居ますが、

あれはマジで危ないから止めた方が良いです。


むしろ、
どんな思想で外したのか教えて欲しい…。

ブレーキ取り付け


購入時から前ブレーキしか付いてない
イリーガルなサブローザですが、


リアにはお洒落な細工のブレーキステーが。


って、
どっかの販売サイトに
書いてあって安心してました。

いざ、キャリパーをステーに挿したら、
アームがまったく届きません(笑)。


サブローザにはフリーギアも最初から装備されてるんですが…。

リアブレーキ無しで乗る前提でしょうかw。

恐ろしい…。


しかし、

探せば在るモノで、

フェンダー付のチャリ用(ママチャリとか)のキャリパーが家の中から出てきました。

試しに合わせると、
長さバッチリ。

フロント用なのでガンガンにスペーサーかまして…


中々男前な仕上がり。

しかも、アームの長さ分、泥とか詰まり難いんじゃない?♪

とか思いつつ、

次はハンドル。

ハンドル


シクロと言えばドロップハンドルらしいので、

立てブレーキレバーに対応したロード用のハンドルを。

FUJIの純正ハンドルに、
貰いモノの立てレバーを取り付ける事にした。

とにかくお金はかけません。

が、バーテープだけは新品買うしかないか…、と、ヌバックな触り心地のテープを選んだ。

ホンマはDixna(スペル合ってる?)のが欲しかったけど、ケチる。


ブラケットを握るポジションになると、
おのずとグリップが遠くなるのでステムは50mmのトムソンに。


で、ワイヤー関係はヨウ君にやってもらう。

さすがプロのワイヤーワーク、収まりが良い。


さて。


順番が逆になったけど、
最初に組んだ足まわり、
ホイールはサブローザの純正。
フリーコグも純正なので、ギア比も全く同じ。

タイヤはランドナークロス32c。

ピスト乗りには親しみあるビットリアのランドナー。それのクロス用だ。

パターン内径で32cと聞いてたので、タイヤ幅入らないんじゃないか〜?と心配したが、

意外にも余裕で入って
一安心。


さて、後はポジション出して完成か。


サビさせたロウフィニッシュとゴシック調のステッカー以外は
黒(バーエンド除く)で統一したので、
まるで戦闘機の様な仕上がりになった、

と言うか、

相当地味な…

シクローザ完成。

サブローザ改め、

シクローザ…。

そんなアホな事を思いながらも、
とりあえず形になりました。

ハンドルが上向きなのは、シクロってのは乗車姿勢が起き上がるってる方が良いらしく、
けっこう煽ってブレーキレバー付けたりするそうなんです。


さて、
いよいよ今週末、
1月23日(日)、
堺みなとグリーン広場(堺市)にて行われる、
関西シクロのレースに参戦します。

ガチのレースイベントですが、
自分達が走るのは一番下のC3クラスですし、

なんせ当日はモッツの走りが
大爆笑に包まれる事が考えられます。


応援に来たい方、シングルシクロに興味持った方、緩募。


ご連絡お待ちしとります。

シクローザ、レビュー


フリーコグにして最初に思ったのは、

ブレーキが怖い。


バイクでクラッチを切った状態で、
ブレーキだけで止まる感じ。

制止力の全てをブレーキキャリパーの性能に依存している怖さ、

って感じでしょうか。

まぁ飾り台座にママチャリキャリパーのリアブレーキは握り出しから止まる気しないし、
余計に怖いのかも。

とはいえ、
目一杯握ればとりあえず止まります。


で、早速10kmくらい走って見る。

ギア比は同じなので、
漕ぎ出しはタイヤの太さ分重くなっただけで、そんなに違和感は無い。


しかし固定の様に地面を蹴る接地感は無く、
地面を滑る感覚。

回して加速してみる。

ギアが余ると惰性で進むかもっと回すしかナイので、(おかげで通勤時間は縮んだ)。
ここでシフトでもあれば、もっとスピードが出て楽しいだろうな、と思うだけに、

シングルスピードの何が楽しいのかさっぱり解らなかった。


でも、
数日乗っていると、
固定の時とは違う操作感とスピード感が解ってきて、楽しい。

ピストが直感的なら、より操作している感覚。

延々足を回してる固定より、
足を止めて滑走する方が颯爽としてる気もする。

…これはこれで、やっぱ楽しいな〜、って結論に達しました。

レースでダート走ったら、きっともっと楽しいだろう。


しかし、
5年近く固定ばっかり乗ってたので、
未だヤバいって瞬間は、バック踏んで空回り、軽いパニックに(笑)。


まぁ、
シクロが終わったらまた固定に戻すので、
このタイミングは忘れない様にしとかないと…。

決戦前夜

先週22日の土曜。

シングルスピードでのクロス出場を提案してくれたino3と、
賛同してくれたオーシャンサイクルのヨウ君、イクジ君、
俺を含む4人で関西シクロに挑戦する事になったのですが、
前日まで、自転車も出来ていない状態。

突貫作業で作ります。

せっかく4台で走るので、
各車に特色を持たせてデータ取りも兼ねる事に。
そのせいか、金を懸けないせいか、かなり笑え…いや、
個性的な自転車が出来てきました。


まず、

イクジ君駆るメッキフレーム。

ino3の為にアンダーソンが用意した謎のフレーム、「アドヴェンチャー」。

ヨウ君は太いタイヤが入る加工を施したフジトラ。
そして、
俺のシクローザと、
4台とも当然シングルスピードシクロクロス仕様で行ってきます。

これは勝負ってより、むしろ挑戦です(笑)。

次回、完成した各車を紹介します。



関西シクロクロス参戦車両紹介

では、車両紹介です。
びんぼ臭くも、金無いなりに努力した成果を見てやってください(笑)。
各車のギヤ比と特徴を書いておきます。

 
 
サブローザ・シクロ仕様 ライダー:もっつ
ギア比42:16 トリック向きピストフレーム SPD装備

フジトラック・シクロ加工仕様 ライダー:ヨウ君
ギア比38:16 トラックフレーム リア三角に太いタイヤが入る加工済み。

フジ?メッキ加工フレーム ライダー:イクジ君
ギア比38:16 小さめのトラックフレーム カンチブレーキ装備 
リアタイヤに純正の25c

フジ・アドベンチャー1.0「コレジャナイ号」 ライダー:ino3
ギア比48:23 マウンテンフレーム 前後700cのピスト仕様。
チェーンテンショナーを使いシングル化。
Fフォークにフジトラックの純正を装備。
オレンジのチェーンが赤錆に見えるカラーコディネートが新鮮。


この4台で出場しました。
完走も怪しいですよね・・・、実際(笑)。

果たしてどんな走りを見せるのか、

レース内容は次回をお楽しみに。

関西シクロクロス参戦(スタート前編)

いよいよレース当日です。すね毛も全ソリです。
エントリー後、
もたもたしてると試走時間が残り10分。

慌ててコースインした我々ですが、
砂地から木の根が顔を出す悪路を走破するにも、 

足元ばかり見ていると…

こーゆートコで、こーゆー奴に
ぶつけました、頭。

で、ヘルメット粉砕。

初めて使ったメット、
いきなり使命達成ですよ…。

でも助かりました。
ホンマ、
首もげたかと思ったし。


その後も
とぼとぼ試走してると、 

『シングルギアに、キャリパーブレーキですか〜?!なんて男らしい(笑)。』

と、並走してきた選手の方に話かけられ、

いやー、半分遊びです…

と恐縮しながら返すと、 
『イヤイヤ、シクロはそうじゃなきゃ(笑)。楽しんで下さいよ〜』
と、彼は去って行きました。

うーん、良い人もいるもんだ…

ってゆうのも実際、

会場でシングルはかなり目立ってしまい、アウェイな空気出まくりで…。


司会のDJからも、
『今日はシングルの四人が走りま〜す!彼らはいったい何考えてるんですかね〜♪』

とか、
出走時に放送される始末(笑)。


まぁしかし、
まだ自分達のレースには時間があり、
その前のC1(一番速いクラス)を見学。

スタートの合図で飛び出す彼らの群れは砂ぼこりを上げ、

まさにサバンナを駆ける、
水牛の群れそのもの。

すげー迫力…。

ってか、

この中で俺たちも走るのか?!


ちょっとマジびびってんスけど…

関西シクロクロス参戦(レース編)

 
そして、C3カテゴリー、いよいよ俺達の出走です。

スタートラインには70名の選手がひしめいていてその中に、
我々。

シクロクロスはその日の全体のスピードをみて、規定時間内の規定回周が
決まりますが、本日は30分4周。ちなみに、一周2.5キロ。

群れの中で突かれるのは嫌やなぁ、とおもいつつ、
スタート!
我々のチームはヨウ君が先頭、イクジ君、俺、ino3と続き、
シケインを抜ける頃には、俺とino3は最後尾のグループ。

走るヨウ君

砂のセクションを担ぐモッツ

嫌がるino3

担ぐino3

笑うino3


…その頃、パンクでリタイアのイクジ君。


ミニシケインを跳び超えるモッツ

様になるino3とコレジャナイ号。

慣れてきて、追い越しかけるモッツ

砂場に苦戦するヨウ君

下ハン握ってゴールするモッツ

バンザイフィニッシュのヨウ君

コースも広く、写真では一部しか公開出来ませんが、
こんな感じの障害物レース。

最初はビビッて最後尾付近を走っていましたが、
慣れるにつれ、抜かされた分を取り返す様に抜きかえして行くのは興奮しました。

結局、イクジ君はパンク、
ino3はチェーントラブルでリタイア。

俺とヨウ君だけ完走出来たわけですが、
最後のデッドヒートがヨウ君との同門対決ってのが面白かった。

と言っても、互いに手抜きなし、ってかもう限界ぎりぎりのしんどさの中で、
命運を分けたのはギア比と、乗りなれたフレームのお陰でしょうか。

何度も転びながら、抜かれまい、抜いてやる、と感情むき出しになったのも何年ぶり
だろう。

でもそんな気持ちに一個も応えようとしない自分の体に鞭打って走る内に、

あぁ、アドレナリンてこーやって出るんだな〜、って体験をしました(笑)。

そして、挫けそうになる瞬間がけっこうあるんですが、
人の声援があんなにチカラになるもんだって、初めてしりました。

最後のメインストレート、ヨウ君との差もそれほど無い。
DJの声援、
応援団が待つフィニッシュテープに向かって

ここはピスト乗りらしく、下ハン握ってゴ〜ル!(笑)



つづく




関西シクロクロス参戦(うちあげ編)

 無事、大怪我も無くレース終了。

怪我は無いけど、肺が破れそうな程シンドイ。

リザルトは69人中
もっつ49位、ヨウ君52位。

まぁ、初レースでしかもシングルなんで、ヨシとするか、
と、自分に甘い我々は、埃を叩いて早々に撤収。


帰り際も「シングルでよくやるねぇw」なんて話しかけられたけど、
走りきった後ならそんな会話も楽しい。

ってか、ホントにシングルスピードカテゴリーって存在するんでしょうか…。

車二台に分乗して、一行は大阪へ。

堀江に着いた頃にはもう日は暮れ始めてたのに、
納車待ちのお客さんの為にオーシャン開店。えらい。

その間、サブローザの埃をエアガンで拭き、ばっしばしの髪をシャワーで流す。

閉店後、オーシャンで祝勝会。

いや、全然勝ってナイんですが(笑)、祝勝会。

・・・なんでしょうか、妙な心地よさ。
やりきった感、がんばった感、チームワークにバカバカしさに…。
十二分に疲労して、体はアチコチ痛いのに、気持ちは清清しい。

みんな朝5時起きで殆ど寝てないのに、
喋り足りなくて、眠気を押して喋り、夜が更ける。


就寝前、
風呂に入って体中生傷だらけな事に気がつく。

でもそれがイイ。

ツルツルに剃った脛に無数に出来た擦り傷をかばう様に、
床につきました。










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